サムスン電子の盧泰文DX部門長代行(社長)。
モバイル(MX)事業を総括する盧社長は4月から家電・テレビを管轄するDX部門長代行を務めている。盧社長はギャラクシーAIフォンで世界のAIスマートフォン市場を主導した経験を家電市場に移植して成長動力にするという考えを示した。彼は「現在世界の家電市場はプレミアムと普及型に二極化している。AI機能をプレミアム家電製品だけでなく普及型製品にまで拡大してAIの大衆化を成し遂げることがわれわれの目標でありビジョン」と説明した。
先月21日に開かれた社内タウンホールミーティングで言及したAIドリブンカンパニーの具体的ビジョンを提示した。盧社長は「1番目はサムスン電子の製品、機能、サービス全般にAIを適用し新たな経験と価値を消費者に提供することで、2番目は生成AIを含んだ技術を社内すべての業務プロセスに適用し生産性を高めて競争力を確保すること」と明らかにした。その上で「2030年までに社内の全業務領域の90%でAIを導入する」と強調した。
この日の懇談会で、サムスン電子はコストパフォーマンスを前面に出した中国家電企業に対し▽コストパフォーマンス製品のラインナップ拡張▽コストパフォーマンス製品にAI搭載▽家電とモバイルの連結強化――の3大戦略で対応すると明らかにした。盧社長は「AI発展・拡散というパラダイム変化は新たな成長機会。(モバイルと家電の)機器間連結がますます重要になっていき、(消費者に)統合的経験を提供できるというのが(サムスン電子の)強み」と話した。
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