李在明大統領は25日(現地時間)、米ホワイトハウスでトランプ米大統領と韓米首脳会談を行った。 [大統領室写真記者団]
トランプ大統領は2期目の就任後、ホワイトハウスのオーバルオフィス(執務室)を訪れた一部の首脳を相手に公開的に侮辱するような外交的欠礼を見せ、批判の声があった。
2月にウクライナのゼレンスキー大統領と会談した当時には「米国がいなければあなたにはいかなるカードもない」と述べ、準備されていた昼食も共にせず「事実上追い出した」という評価を受けた。
5月に米ホワイトハウスを訪問した南アフリカのラマポーザ大統領にトランプ大統領は南アフリカの「白人農夫集団殺害」疑惑の根拠という映像を見せ、白人犠牲者関連の記事を出力した紙の束を渡した。
今回の李大統領との会談ではこうした姿は見られなかった。トランプ大統領は李大統領と笑顔で冗談を交えながら対話するなど和気あいあいとした雰囲気を見せた。李大統領はトランプ大統領に韓半島(朝鮮半島)平和への努力を要請しながら「金正恩委員長とも会って北朝鮮にトランプワールドでも建設し、私も(そこに行って)ゴルフができるようにしてほしい」と話した。「ゴルフ」の話を聞いたトランプ大統領は満面に笑みを浮かべた。
取材陣がトランプ大統領に中国訪問計画を質問すると、李大統領を眺めながら「飛行機に一緒に乗って行けばエネルギーを節約できる」と話したりもした。
芳名録に署名する際にはトランプ大統領が李大統領のペンに関心を見せ「大統領のものか」「どこで受けたのか」「厚みがとても気に入った」「本当にすばらしい」と話した。李大統領はその場でトランプ大統領にペンを贈り、トランプ大統領は「使用はしないだろうが、贈り物として光栄であり大切に保管する」と答えた。
25日(現地時間)、李大統領とトランプ大統領の最初の首脳会談は2時間20分ほど続いた。この日昼12時32分ごろ李大統領がホワイトハウスに到着し、12時42分から午後1時36分までホワイトハウスのオーバルオフィスで54分間ほど公開会談が進行された。その後、会議は非公開に転換され、両大統領はキャビネットルームで拡大会談を行った後、業務昼食会をした。午後3時1分まで2時間20分ほど会談が行われた。
これに先立ち大統領室は業務昼食会まで合わせて計2時間ほど首脳会談が行われると明らかにしていたが、実際には20分ほど長くなった。
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