釜山機張郡古里原発災難対応安全韓国訓練で、119消防隊員が火災現場に入ると同時に古里本部の消防隊員が人命を救助する訓練を行っている。写真は記事の内容と関係ありません。 中央フォト
釜山消防災難本部によると、21日午前3時50分ごろ、「新古里(シンゴリ)1号機で火災が発生したようだ」という通報があった。この通報は発電機電圧警報を聞いた原発関係者が直接した。消防隊員が現場に出動した際、原発内の消防隊員が電源が遮断された発電機から煙を出す作業を始めていた。火は見えない状況であり「火災」ではないと判定したという。
韓国水力原子力(韓水原)によると、煙が出た発電機は発電に必要な直流の電気を供給する付属装置。核心施設の原子炉は1次体系、発電機は2次体系に該当し、煙が出た発電機は原子炉から300-400メートルほど離れた別の建物にあるという。煙が出ると発電機の電源は自動で遮断された。
韓水原は発電機内部でスパークして煙が出たと推定している。韓水原の関係者は「原子炉には異常はなく、発電所は安定状態を維持している」とし「発電機の単純な故障により生じたもので、内部の原因調査をする予定だ。1週間ほどで発電機は再稼働すると予想する」と伝えた。
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