본문 바로가기
이전 페이지로 가기 공유하기 주요 서비스 메뉴 열기

欧州「ロシア、2029年に侵攻」…トランプ・プーチンのアラスカ会談に震える

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2018年7月16日(現地時間)、フィンランド・ヘルシンキの大統領宮殿で、米国のドナルド・トランプ大統領(左)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領が会談を開始し、握手を交わしている。AP=聯合ニュース

米国のドナルド・トランプ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領の15日(現地時間)のアラスカ首脳会談が目前に迫っている。名目はウクライナ戦争の処理問題をめぐる交渉だ。しかし、両首脳の目的が「世界秩序の再編」(ロシア・スプートニク)にあることは、世界中が知っている。地球という巨大なチェス盤の上で勢力を分割し、秩序を与えるための皇帝とツァーリ(君主)の会合、その場において、3年以上戦争に苦しむウクライナは、ただの駒にすぎない。

米国は世界的な貿易戦争を終結させた7日、新たな秩序を「トランプ・ラウンド(Trump Round)」〔米国通商代表部(USTR)ジェミソン・グリア代表〕と公式化した。第2次世界大戦後、自らが築いた自由貿易経済秩序を自ら壊したように、米国は今回のアラスカ会合を通じて、これまで自由主義をもとに築かれた国際政治秩序を自らの手でなくそうとしている。


トランプ氏とプーチン氏が語る「アラスカ体制」の骨格は、ある程度明らかになっている。「武力による領土変更は認めない」という既存の国際法秩序の否定だ。トランプ氏は、ロシアが武力侵攻によって獲得したウクライナ領土を承認しようとする姿勢を繰り返し示してきた。「領土譲歩はない」というウクライナを、かえって非難することさえあった。戦争による領土獲得が再び合法化されることになるのだ。


戦争当事国であるウクライナが会談から外されたことからも、新秩序の決定権者を推測できる。弱小国の運命は、米国とロシア、そして今回の首脳会談から外れた中国という3大国が決定する秩序となる可能性が大きい。このため今回の会談は、イギリス・フランス・ロシア・オーストリア・プロイセンの5大国が秘密協議で世界の運命を左右した19世紀の「ヨーロッパ協調(Concert of Europe)」の再来になぞらえる向きもある。カーネギー国際平和基金ロシア・ユーラシアセンターの上級研究員、アンドレイ・コレスニコフ氏は、フィナンシャル・タイムズ(FT)に「ロシアのプーチンは、米国のトランプ、中国の習近平と共に世界を分け合いたいと考えている」と批判した。

自由貿易経済秩序と自由主義国際政治秩序を体現してきた西側メディアは、トランプ氏の動きに驚愕している。「プーチンは完全勝利ではないにせよ、すでに1セットをタダで得てゲームを始めるようなものだ」(FT)、「プーチンは今回もまた、自分に有利になるよう会談を利用するだろう」(ニューヨーク・タイムズ)と、会談が始まる前からトランプ氏に集中砲火を浴びせている。「これほど準備不足な首脳会談を、自ら責任を負って行おうとするのはトランプ以外にいない」(ウォール・ストリート・ジャーナル)という票もある。

それでもトランプ氏は会談を強行しようとしている。何を狙っているのか。過去にヒントがある。米国のニクソン大統領は1972年、ヘンリー・キッシンジャーを中国に送り、和解を試みた。ロシアから中国を引き離すためだった。今回は立場が逆だ。米国がロシアとの関係を結び、中国を牽制(けんせい)する「逆さまのキッシンジャー・モーメント」を企図しているのだ。

欧州は足元に火が付いた状態だ。欧州は東方拡大政策によってロシアの勢力圏を侵食しようとしてきた。しかしロシアのウクライナ侵攻で守勢に追い込まれた。ロシアが戦争を欧州全域に拡大する可能性に対する恐怖が広がっている。ドイツのシュピーゲル誌は「フリードリヒ・メルツ首相が就任直後に連邦情報局(BND)関係者と会い、機密分析報告を受けた」とし「そこには、ロシア軍がウクライナ戦争で被った損失から回復し、NATO領土に対する大規模攻撃を敢行できる時期が2029年という内容が含まれていた」と報じた。「我々は歴史の脚注に転落する危険に直面している」(CNN)という、ある欧州外交官の言葉からは、欧州がウクライナと同様に一つの駒に転落する可能性があるという危機感が読み取れる。

大韓民国もすでにアラスカ体制に吸い込まれつつある。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、プーチン氏と12日に電話会談を行った。クレムリンは「プーチン氏が正恩氏にトランプ氏との会談に関する情報を共有した」と伝えた。新たな国際秩序の鍵を握るストロングマンたちとのチェスゲームを、北朝鮮はすでに開始したのだ。



関連記事

この記事を読んで…

포토뷰어

最新記事

    もっと見る 0 / 0

    공유하기

    팝업닫기
    top 메뉴