イランが開発したジェットエンジン型自爆ドローン「シャヘド238」 [写真 ミリタルニ]
トランプ米大統領の休戦圧力にもかかわらず、ロシアが連日、自爆ドローンなどを動員して大規模な空襲をし、ウクライナの被害が増えている。ロシアが攻撃に使用する武器は多様だが、最近シャヘド136自爆ドローンのジェットエンジンバージョンを投入し、ウクライナは防御が困難になっている。
ジェット推進自爆ドローンはプロペラを使用するシャヘド自爆ドローンより速くて高度が高いため、追跡と迎撃が難しい。ウクライナ空軍の報道官は、ロシアが発射した300機ほどの自爆ドローンのうち8機がジェットエンジンを搭載したシャヘド自爆ドローンと明らかにした。また、このドローンが飛行速度が時速500キロを超えるため、レーダーには基本的に巡航ミサイルと表示されると明らかにした。
ジェットエンジン搭載の自爆ドローンはイランが2024年11月に初めて公開したシャヘド238自爆ドローンの変形モデルと推定される。シャヘド238の射程距離は1000-2000キロ、高度は約10キロ、弾頭重量は50キロ、最高速度は時速600キロという。これに対しシャヘド136は最大射程距離が2000キロ、巡航速度は180キロ。
ウクライナ国防メディアのミリタルニ(Militarnyi)はシャヘド238の速度と高度により、小型火気と大砲を備えた移動式火力部隊のほか、電気モーターを装着した迎撃ドローンでも迎撃が難しいと明らかにした。
ウクライナは最近、ロシアが大量に運用するシャヘド136を防ぐため迎撃ドローンを開発して使用している。ウクライナのゼレンスキー大統領は最近、一日に1000機の同迎撃体の生産を促した。
しかし最近、ウクライナの最高技術担当高官が迎撃ドローンはジェットエンジン装着型シャヘドドローンに効果的でないかもしれないと警告した。以前からロシアが必ずジェット推進自爆ドローンに転換すると予測していたフェードロフ・デジタル化担当相もこれを撃退する能力を強化するべきだと強調している。
フェードロフ担当相はウクライナがジェットエンジン型自爆ドローンに対応できる迎撃機を開発しているが、ロシアの生産施設攻撃とサプライチェーン問題のために大規模な生産が難しいのが課題だと指摘した。
チョ・ヒョンホ/ミリドム代表/軍事コラムニスト
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