女優ニコール・キッドマン。写真はオメガの上海「2018コンステレーション」イベントに参加した様子。[写真 オメガ]
米芸能誌People(ピープル)や英紙Metro(メトロ)などは、25日(現地時間)、キッドマンが最近ポルトガルの移民当局に居住許可の申請書類を提出したと報じた。現在キッドマンは米国テネシー州ナッシュビルに住んでいる。
ポルトガル誌SIC Notíciasによると、キッドマンは20日、リスボン郊外の高級住宅地カスカイスにプライベートジェットで到着した姿が目撃された。彼女はリスボンから約130キロ離れた高級ゴルフクラブ内の住宅を見学したとされる。同地域は俳優ジョージ・クルーニー、パリス・ヒルトン、英国のユージェニー王女などが居住する人気の高級住宅地だ。
メトロ紙は、キッドマンがポルトガルの「ゴールデンビザプログラム」を通じて居住権を得る可能性が高いと伝えている。これは、一定額以上の不動産投資者に居住権を与える制度だ。キッドマンと夫である歌手キース・アーバンはすでにリスボンに住宅を所有していると知られている。
今回の居住権申請の具体的な理由は確認されていないが、メトロ紙は「キッドマンがトランプ氏を避けるために米国を離れる可能性がある」と報じた。さらに「トランプ大統領の在任以降、米国を離れた最初のスターはキッドマンではないだろう」と伝えた。
トランプ氏との対立を理由に米国を離れた有名人として、コメディアンのロージー・オドネルやタレントのエレン・デジェネレスがいる。オドネルはアイルランドに移住した。トランプ氏はこれに対し「オドネルさんは国の役に立たない」として、市民権剥奪を検討すると発言した。オドネルはSNSに性犯罪者のジェフリー・エプスタイン氏とトランプ氏の写真を公開して反論した。
エレン・デジェネレスも最近、英国移住の理由がトランプだったと明かした。デジェネレスはメディアのインタビューで「トランプ氏のせいで移住したのか?」という質問に「そうだ」と答え、「英国での生活の方がずっと良い。動物福祉や人々の礼儀正しさなど、すべてに満足している」と語った。
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