ソウルの麻谷LGサイエンスパーク内に位置するLGイノテック本社。[写真 LGイノテック]
LGイノテックは23日、4-6月期に売り上げ3兆9346億ウォン(約4193億円)、営業利益114億ウォンを記録したと明らかにした。前年同期比で売り上げが13.6%、営業利益が92.5%減少した。営業利益は証券業界のコンセンサス(業績見通し平均)の421億ウォンを大きく下回った。LGイノテック関係者は「非友好的な為替相場と対米関税リスクによる1-3月期の発注前倒し需要など対外要因が業績に影響を及ぼした」と説明した。
LGイノテックは顧客の90%以上が海外にある輸出企業で、為替相場の影響の直撃弾を受ける構造だ。ここに関税が上がることを予想して顧客が年初に今後の必要分まであらかじめ注文したことも需要低下に影響を及ぼした。同社関係者は「昨年4-6月期が例外的な状況であり、通常の4-6月期はオフシーズンに分類され需要が多くない」と説明した。実際に2023年4-6月期に同社の営業利益は184億ウォンだったが、昨年4-6月期にはiPhoneの中国販売好調により過去最大の売り上げを達成し、営業利益も1517億ウォンを記録した。
事業部門別の売り上げは、光学ソリューション事業が前年同期比17.1%、電装部品事業は6.2%減った。基板素材事業は10%増加して売り上げ鈍化を一部相殺した。半導体基板の安定的供給の影響だ。
4-6月期の業績ショックにもかかわらず、下半期には反騰が期待されると同社は予想する。LGイノテック関係者は「下半期は主要顧客の新モデルの量産が本格化し、カメラモジュールをはじめ通信用半導体基板の需要が増加すると予想する。また、車両通信や照明など既に受注している高付加価値電装部品の売り上げ反映が予想される」と話した。
LGイノテックは半導体用部品、車両用センシング・通信・照明などモビリティ部品に続き、ロボット部品まで事業ポートフォリオ高度化にもスピードを出している。また、下半期にベトナム、メキシコ新工場増設完了を基点に戦略的に海外生産地運営を加速化し、人工知能転換(AX)導入拡大などを通して原価競争力を強化するという方針だ。
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