転覆した観光船。[写真 AFP=聯合ニュース]
20日(現地時間)、AP通信などによると、ベトナム当局は前日に北東部クアンニン省ハロン湾で発生した観光船の転覆事故で、少なくとも38人が死亡したと発表した。
この観光船は、乗客48人と乗組員5人の計53人を乗せて運航中、強風と大雨に巻き込まれて転覆した。
事故後、11人が救助され、遺体37体が収容されたが、救助されたうちの1人が同日病院で死亡し、死者は38人に増えた。
救助当局は専門のダイバーなど数百人を動員し、行方不明となっている残り5人の捜索を続けている。
救助された乗客のダン・アイン・トゥアンさんはAP通信に対し、事故当時は強風と大雨の中で乗客たちが「海岸に引き返してほしい」と求めたが、乗組員は「目的地はもうすぐだ」と安心させて運航を続けたと証言した。
しかし、その約15分後に天候が急激に悪化し、強風によって船が激しく揺れ始め、数秒で転覆したという。
トゥアンさんは、他の生存者3人と共に、転覆した船にしがみついて約2時間救助を待ち、救助隊に助けられた。彼は、大学時代の友人11人と夏休みの旅行で船に乗っていたが、自身を含む3人だけが生き残ったと語った。
事故に遭った乗客は全員ベトナム人で、ほとんどがハノイから訪れた家族連れの観光客だった。現地メディアによると、このうち約20人は子どもだったという。
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