エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者。[写真 AP=聯合ニュース]
中国中央テレビ(CCTV)はフアンCEOがこの日のインタビューで「米国政府がわれわれの輸出を承認し出荷できるようになった。近く中国市場でH20を販売するだろう」と話したと報道した。
フアンCEOは続けて「H20が早く出荷できることをとても期待している。これはとても良い知らせだ」と付け加えた。
フアンCEOはまた、「われわれは『RTXプロ』という新しいグラフィックカードを発売することにした。このグラフィックカードはコンピュータグラフィックとデジタルツイン、AIを専用に設計されとても重要だ」と明らかにした。
ロイター通信はRTXプロが米国政府の輸出規制を完全にクリアできるよう設計された中国向け専用GPUだと伝えた。
エヌビディアは自社のブログを通じてもこうした内容を公式化し、「米国政府にH20販売再開許可を申請し近く製品供給を始めるだろう」と明らかにした。
エヌビディアはこれまで自社の最新AIチップより仕様を低くしたH20を中国に供給してきたが、トランプ政権は4月に国家安全保障を理由にこれすらも輸出を制限するとし、同社は強く反発していた。
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