サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長。
財界によると、李会長が主に利用するサムスン電子のチャーター機は前日の8日に米アイダホ州のヘイリー空港に着陸した。李会長が13日まで開かれるサンバレー会議に参加するため米国入りしたという。
アイダホ州のリゾート地サンバレーで非公開で開かれるサンバレー会議は、米投資銀行のアレン&カンパニーが1983年から毎年7月に主催してきた行事だ。世界的ビッグテックからメディア、エンターテインメント、金融など財界の有力者が参加し、夏休みを過ごしながら親睦を図り事業協力案を議論することから「億万長者のサマーキャンプ」とも呼ばれる。過去コムキャストのNBCユニバーサル買収、アマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏のワシントン・ポスト買収などもこの行事で初期議論が交わされたという。
外信によると、今年の行事にはアマゾンのアンディ・ジャシーCEO、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏、メタのマーク・ザッカーバーグCEO、アップルのティム・クックCEO、グーグルのスンダー・ピチャイCEO、オープンAIのサム・アルトマンCEO、ネットフリックスのグレッグ・ピーターズ、テッド・サランドス共同CEOらが参加する予定だ。韓国人では李会長が唯一招かれたという。
李会長は常務時代の2002年から行事に参加してきた。李会長は2017年に法廷で「サンバレーは1年で最も忙しい出張で最も気を遣う出張。アップルとフェイスブックなど20~30社の顧客と会う」と明らかにしていた。李会長は今回の行事でも世界的CEOらと具体的な事業協力案を話し合うものとみられる。
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