ガールズグループNewJeans(ニュージーンズ、左からハニ、ミンジ、ヘイン、ヘリン、ダニエル)が3月7日、ソウル瑞草区(ソチョグ)のソウル中央地裁でADOR(アドア)側がメンバーに対して提起した「企画会社地位保全および広告契約締結等禁止」仮処分の第1回審問期日を終えて取材陣の質問に答えている。[写真 ニュース1]
25日、韓国法曹界によると、NewJeansの5人のメンバーは前日までに企画会社地位保全および広告契約締結等禁止仮処分認容決定を維持した抗告審裁判部に再抗告状を提出しなかった。
再抗告は決定の告知を受けた日から1週間以内に提起しなければならない。NewJeans側が前日まで再抗告しなかったため独自活動禁止仮処分決定はこの日確定した。
これに先立ち、ソウル高裁民事25-2部(ファン・ビョンハ、チョン・ジョングァン、イ・ギュンヨン部長判事)は17日、「企画会社地位保全および広告契約締結等禁止」仮処分決定に対するNewJeansメンバーの異議申立抗告を棄却した。
NewJeansのメンバーは昨年11月、HYBE(ハイブ)傘下レーベルADOR(アドア)の専属契約違反で契約が解約されたとし、独自の活動を始めた。これに対してADOR側は1月、NewJeansに対して「独自に広告契約を締結することなどを阻止してほしい」という趣旨の仮処分申請を出した。
ソウル中央地裁民事合議50部(キム・サンフン首席部長判事)は3月、「債権者(ADOR)が専属契約上の重要な義務を違反することによって専属契約解除理由が発生したとか、専属契約の土台になる相互間の信頼関係が取り返しがつかないほど破綻したという点が十分に証明されたと見るのは難しい」としてADOR側の申請を受け入れてすべて認容決定を下した。
これに対してNewJeansメンバーが異議申立を提出したが4月に棄却され、メンバーが高裁に抗告したが再び棄却決定を受けた。裁判所は先月ADORがNewJeansを相手取って起こした間接強制申請も受け入れ、独自活動を行う場合、NewJeans各メンバー別に違反行為1回あたり10億ウォン(約1億600万円)をADORに支払うようにした。
これとは別にADORがNewJeansメンバーに対して出した専属契約有効確認本案訴訟1審は現在進行中だ。
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