金正恩国務委員長が昨年9月11日に人民軍特殊作戦武力訓練基地を視察した際、金委員長と並んで立った北朝鮮軍の将軍3人。左からシン・グムチョル氏、キム・ヨンボク氏、イ・チャンホ氏の姿(白い円内)。[写真 聯合ニュース]
大統領室関係者はこの日、カルガリーに設けられたプレスセンターで記者らと会い、この懸案と関連した大統領室の立場を聞かれると「政府の立場はすでに出たものと理解している。われわれは(北朝鮮の派遣を)支持しない」としてこのように答えた。
韓国外交部当局者は「北朝鮮の海外労働者の受け入れと雇用は明白な国連安全保障理事会決議違反。朝ロが不法な協力を続けていることに厳重な懸念を示し、これをただちに中断するよう促す」と明らかにした。
ロシアのリアノーボスチ通信によると、北朝鮮を訪問したロシアのショイグ国家安全保障会議書記はこの日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がロシアのクルスク州に工兵と軍事建設人材6000人を派遣することにしたと明らかにした。
ロシア領内に埋設された地雷除去に向けた工兵兵力1000人、ウクライナ攻撃で破壊されたインフラ復旧に向けた軍事建設人材5000人を派遣するということだ。
ショイグ書記は安全保障問題議論が訪朝の主要目的だったとし、ロシアと北朝鮮のクルスク地域での兵力協力に対し肯定的に評価した。また、30年以上中断されていた両国間の航空便が近く再開されることを希望すると話した。
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