イスラエルが１３日、イランの核施設と主要軍事施設を攻撃した。写真はイラン北部タブリーズ国際空港付近の軍事施設で黒い煙が広がる場面。［写真 ロイター＝聯合ニュース］
１６日、イラン国営ＩＲＮＡ通信によると、同日、エスマイル・バガイ外務報道官は記者会見で、「イスラエル軍の空襲で死亡した」とし、子どもたちの写真を公開した。
写真にはテコンドー服を着た子供の姿も写っている。バガイ報道官は「テコンドーを愛して、幸せで活気に満ちた子供だったアマニくんが自身の夢をがれきの中に残して去っていった」として白い道着に黄色い帯をしてテコンドー場に通っていたアマニくんが彼の父親とともに亡くなったと明らかにした。
同時に「母親は息子の小さなテコンドー服を胸に抱いて毎晩子供の夢を抱いている」と話した。
また、毎朝焼きたてのパンを食べ、娘の額にキスをしながら出勤していたエフサン・エシラキさんもミサイル爆撃で娘とともに死亡したとし、「エシラキさんと彼の娘は核爆弾を持っても、誰の脅威にもならなかった」と話した。
バガイ報道官は「シオニズム政権（イスラエル）の行為は国連憲章の最も重要な原則に違反する侵略行為に過ぎない」と糾弾した。
また「イスラエル政権のこのような行動は米国との協力と調整なしには実行できなかっただろう」とし、このような状況でイランと米国の核交渉を計画することが事実上無意味だと話した。
バガイ報道官は「イランの平和的な核計画が核兵器を保有する政権（イスラエル）の攻撃を受けたのは、核拡散防止体制と国際法に致命的な打撃を与えたもの」とし、イスラム協力機構（ＯＩＣ）、上海協力機構（ＳＣＯ）、ブリックス（ＢＲＩＣＳ）などを通じてイスラエルの軍事行為中止のための措置を推進していると述べた。
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