今年4月、ソウル明洞(ミョンドン)を歩く市民と外国人観光客。[写真 聯合ニュース]
21日、韓国外交部と法務部によると、韓国の金浦(キムポ)空港と金海(キムヘ)空港、日本の羽田空港と福岡空港に来月1日、専用入国審査台が設置される。利用対象者は入国日基準で1年以内に一度以上相手国を訪問したことのある観光客など短期滞在者に限定される。午前9時~午後4時の間に到着する航空便で、該当する空港を通じて入国する時に利用できる。
羽田空港第3ターミナルと金浦空港では大韓航空、アシアナ航空、日本航空、全日空の4つの航空会社を利用する訪問客のみが専用入国台を利用できる。福岡空港と金海空港は制限がない。また、日本を訪問する韓国人がファストトラックを利用するためには、あらかじめ「Visit Japan Web」に事前登録する必要がある。
まず1カ月間試験運用だが、今後両国間の出入国簡素化の手続きが定着する可能性もある。15日、日本経済新聞は専用入国審査台の運営について「試験運営の結果を評価し、拡大するかどうかを検討する予定」と報じた。
峨山(アサン)政策研究院のチェ・ウンミ研究委員は「両国間の人的交流の流れが堅固に構造化すれば、韓国大統領選などリーダーシップ交代以降の外交的な不確実性を一部遮断することができるだろう」と見通した。
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