韓国ガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)(左からハニ、ミンジ、ヘイン、ヘリン、ダニエル)が先月7日、ソウル瑞草区(ソチョグ)ソウル中央地方法院(地裁)でADOR(アドア)側がメンバーに対して起こした「企画会社地位保全および広告契約締結など禁止」仮処分の第1回審問期日を終えた後、取材陣の質問に答えている。[写真 ニュース1]
ソウル中央地方法院(地裁)民事合議第50部(キム・サンフン)首席部長判事)は16日、NewJeansメンバーの仮処分異議申立に対して「この事件仮処分事件は正当だ」とし、これに先立って下した仮処分認容決定を維持した。
NewJeansは2022年7月22日のデビューとともに『Attention』『Hype Boy』で大きな人気を獲得した。その後、『Ditto』『Super Shy』『How Sweet』などを通じてファン層を拡大していった。
だが、昨年11月28日に緊急記者会見を行ってADORとの専属契約解約を宣言して独自の活動を予告した。
昨年11月13日ADOR側に提示した是正要求事項8種類が同月29日まで是正されなかったというのが理由だった。
その後、メンバー5人は同年12月新たに作ったSNSアカウントを通じて2月新しいグループ名「NJZ」を発表した。
ADORはこれに対して「ADORが開設したNewJeansの公式SNS以外のすべてのアカウントは専属契約上、事前協議なく開設されたもので、該当アカウントおよびコンテンツ掲載に関連して広告主など第三者問い合わせと抗議が実際の発生していて懸念される状況」としながら「該当アカウントを通した別途の芸能活動は法律的問題を発生させる場合があり、ADORはアーティストと法定代理人に懸念を伝えた」と明らかにした。
その後、先月21日中央地裁民事合議第50部はNewJeansの所属事務所ADORがNewJeansのメンバーであるミンジ・ハニ・ダニエル・ヘリン・ヘインなど5人に対して出した「企画会社地位保全および広告契約締結禁止仮処分申請」を認容した。裁判部はNewJeansメンバー5人に対してADORの事前承認や同意なく、自ら(法定代理人含む)または第三者を通じて芸能活動をしてはいけないと判断した。
これに対してNewJeansは直ちに異議申立書を提出し、先月23日香港で開かれた「コンプレックスコン」舞台で当面すべての活動を中断すると宣言した。また、NewJeansは「NZJ」アカウント名を各メンバーの名前を組み合わせた「mhdhh」に変更し、掲示物もすべて削除した。
一方、今回の決定によりNewJeansとADORの法的争いは2審に進む可能性が高い。NewJeansメンバーは異議申立が棄却されたことに伴い、高裁に抗告することができる。
これとは別にADORがNewJeansメンバーに対して起こした専属契約有効確認本案訴訟1審は進行中だ。
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