52階の渡り廊下が切れたタイのパークオリジン・トンロー。[写真 バオ・ユリさんのSNS]
1日、タイメディアの報道などによると、最近ネット上には先月28日、バンコク通路地区の高級ラグジュアリーレジデンス「パークオリジン・トンロー(Park Origin Thonglor)」の建物を連結する渡り廊下が崩れる姿が映った映像が共有された。映像には一人の男性が切れた渡り廊下を跳び越える姿が映っていた。
その後、タイでインフルエンサーとして活動するバオ・ユリさんはフェイスブックを通じて、映像の中の男性が自分の夫である韓国人のクォンさんだと明らかにした。
バオ・ユリさんが伝えた当時の状況によると、この団地に居住するクォンさんは地震発生当時、建物52階のジムで運動をしていた。建物が揺れるとクォンさんは妻と娘がいる向い側の建物に移動し、この時、橋の連結部分が切れて崩れる橋を渡る姿が捉えられたのだ。
夫を韓国語で「オッパ」と呼ぶバオ・ユリさんは「あっという間に起きたことだった」とし「オッパはただ家族を助けたかっただけだったという。後ろを振り返らず、それほど怖くはなかったという」と話した。
クォンさんはタイラスTVを通じて「ただ子供の心配だけで、妻と子供を助けなければならないと思った」として「初めて渡り廊下を渡り始めた時はコンクリートがまだ分離される前だった」と話した。
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