ロシアのプーチン大統領
ロシアのプーチン大統領は公開的な立場表明を自制しているが、周囲が一斉にゼレンスキー大統領を非難し、ウクライナに圧力を加えている。
1日(現地時間)の英日刊ガーディアンによると、プーチン大統領の側近、メドベージェフ安全保障会議副議長はこの日、SNSでゼレンスキー大統領を「ピエロ」と呼び、トランプ大統領とのホワイトハウスでの首脳会談を「容赦のない叱責」と規定した。
メドベージェフ副議長は「トランプ大統領がピエロの面前で『第3次世界大戦をもてあそんでいる』と真実を語った」とし「これでは十分でない。(ウクライナに対する)軍事支援を中断するべきだ」と主張した。
ロシア外務省のザハロワ報道官はゼレンスキー大統領を「ゴミ」と表現した。
ザハロワ報道官はテレグラムで「トランプ大統領とバンス副大統領がそのゴミのような人間を殴らなかったのは奇跡的な忍耐力」とコメントした。
ロシア国防省と緊密な関係があるブロガーのライバー(Rybar)は「全体的に今回の会談は、恩を仇で返し、傲慢で厚かましく分別をわきまえないゼレンスキーの素顔を表した」と主張した。
プーチン大統領はまだいかなる言及もしていないが、非常に満足しているというのが周囲の伝言だ。
ロシア大統領府の意中をよく知る情報筋はガーディアンに「プーチン大統領が今回の事態を楽しんだのは明白」とし「もう彼はウクライナに対してより多くの要求ができると考えている」と話した。続いて「プーチン大統領にとって今回の会談は戦争開始以降いかなる軍事作戦よりも大きな勝利」と伝えた。
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