プーチン大統領(左)、ゼレンスキー大統領(右)
タス通信によると、ロシア大統領府のペスコフ報道官はこの日のブリーフィングでこのように述べた。
その一方で「同時にゼレンスキー大統領の正当性に異議が提起される可能性がある現実を考慮すると、合意がどう合法的に守られるかは真摯な議論対象だ」と指摘した。
ロシアはゼレンスキー大統領が戒厳令を根拠に選挙なしに大統領の任期を継続していることを不法と主張している。ゼレンスキー大統領の任期は昨年5月に終了したと批判している。
こうした発言は、この日、米国とロシアがウクライナを排除したままサウジアラビアで高官級会談を開いた中で出てきた。
米国のルビオ国務長官とロシアのラブロフ外相がそれぞれ率いる両国の代表団はウクライナ終戦だけでなく、米ロ関係正常化およびトランプ-プーチン首脳会談などを議論したとみられる。
ペスコフ報道官はこの日のブリーフィングで、米ロ首脳会談について「この問題についてまだ伝えられていることはほとんどない」とし「今日の(サウジ)会談結果に基づきいくつか推定が出てくるかもしれないが、この対話が終わった後に分かるだろう」と話した。
トランプ米大統領はプーチン露大統領と会いたいと何度か明らかにしてきた。
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