資料写真[Pixabay]
「職場パワハラ119」は世論調査専門機関グローバルリサーチに依頼し、昨年12月2日から11日にかけて全国19歳以上の会社員1000人に職場内のいじめ・パワハラ現況に関するアンケート調査を実施したと9日、明らかにした。
その結果、「この1年間に職場内でいじめ・パワハラを経験したことがある」という会社員は35.9%にのぼり、昨年1-3月期(30.5%)と比較して5.4%ポイント増加した。
正規職(32.3%)より非正規職(41.3%)が、事務職(32.4%)より非事務職(39.4%)が職場内のいじめ・パワハラに露出している。類型別には「侮辱・名誉毀損」が23.5%で最も多く、「不当な指示」が19.6%、「暴行・暴言」が19.1%と後に続いた。
職場内での対応方式では「がまんする、知らないふりをする」という回答が51.3%で半分を超えた。「会社をやめた」という回答も23.7%にのぼった。「個人または同僚に抗議した」は30.1%、「会社または労働組合に申告した」は12.8%、「関連機関に申告した」は5.0%だった。
職場内のいじめ・パワハラが「深刻」という回答率は昨年1-3月期の46.6%から54.0%に、「自害や死を悩んだことがある」という回答率は同じ期間に15.7%から22.8%にそれぞれ高まった。
職場パワハラ119のキム・ユギョン労務士は「自害や死まで考える被害者が増えた点、法に基づく申告や措置がまともにとられていない点に注目する必要がある」と述べた。
今回のアンケート調査は構造化された質問を利用したオンライン方式で行われ、誤差範囲は95%の信頼水準で±3.1%ポイント。
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