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トランプ1期目の対北朝鮮ラインがカムバック…米国務省「ナンバー3」にフッカー氏有力

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

アリソン・フッカー氏

2018-19年の朝米首脳会談の局面で対北朝鮮交渉実務を担当したアリソン・フッカー元ホワイトハウスアジア担当補佐官がトランプ政権2期目の国務省の政務次官に浮上した。これに先立ちホワイトハウス国家安全保障問題担当副補佐官に指名されたアレックス・ウォン氏と国務省東アジア太平洋副次官補に任命されたケビン・キム氏に続いてフッカー氏までが帰ってくれば、1期目に朝米交渉を担当した核心人物らがまた陣容を整えるということだ。

外交筋によると、フッカー氏はマルコ・ルビオ長官が率いる国務省の序列3位の政務次官など要職に起用される可能性が高い。フッカー氏は元中央情報局(CIA)北朝鮮分析官であり、トランプ政権1期目で北朝鮮核交渉関連の実務を担当した。

1期目の朝米交渉メンバーをまた呼び入れるのは、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との対話再開を念頭に置いているためとみられる。フッカー氏は「非核化に関連して北朝鮮側の顕著な結果がなければいけない」(昨年1月の中央日報インタビュー)と述べていた。


一方、韓半島(朝鮮半島)懸案を総括する国務省東アジア太平洋次官補にはマイケル・ディサンブレ元駐タイ米国大使が最終候補群に含まれたという。当初10人に近い候補が挙がったが、最近はディサンブレ氏に固まる雰囲気だ。ディサンブレ氏はトランプ政権1期目の2020-21年に駐タイ大使として勤務した後、本業のM&A(合併・買収)と私募ファンド専門の弁護士に復帰した。

駐韓米国大使には韓国系のミシェル・パク・スティール元連邦下院議員が下馬評に上っている。ただ、駐韓米国大使として職業外交官を送るのか政務職を送るのかはまだ決まらず、具体的な人選まで時間がかかるという見方もある。



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