国民の力の韓東勳(ハン・ドンフン)代表と秋慶鎬(チュ・ギョンホ)院内代表が5日午前、国会で開かれた最高委員会議に参加している。チョン・ミンギュ記者
これを受け、与党関係者は「全国民を混乱に陥れた後、尹大統領が何事もなかったかのようにまた『マイウェイ』で行こうとしているのではないか懸念される」と話した。同日、リアルメーターが非常戒厳に関連して、尹大統領の弾劾の賛否を調査した結果、賛成するという回答が73.6%だった。
与党の雰囲気も政府と大きく変わらなかった。非常戒厳解除後、国民の力が後続対策として最初に合意したのは、5日午前0時ごろ、議員総会で尹大統領に対する弾劾反対を党方針として採択したことだ。韓東勳代表も「党代表として今回の弾劾は準備のない混乱による国民と支持者の被害を防ぐために成立しないように取り組む」と述べた。
韓代表が主張した「尹大統領の離党」もうやむやな雰囲気だ。与党議員の間では、「大統領が孤独だった時、指導部は何をしたのか。私たちが話し相手でもしてあげたりするべきではないか」「よっぽどでなければそうしただろうか」などかばう発言があふれた。親尹大統領系のキム・ミンジョン最高委員は5日、最高委員会議で「尹錫悦政府がどんな成果を出しているのか、民主党がどれほど非道なのかをきちんと知らせることができず、戒厳というあってはならないことが起きたのではないかと思う」として涙声で話した。
国民の力の関係者は「全国民が国会に武装した戒厳軍が投入されることを全て見守ったが、このようなやり方で収拾できるだろうか」と話した。シンクタンク「時代精神」のオム・ギョンヨン研究所長は、「今のような対応なら、尹大統領の支持率はすぐに一桁に落ちかねない」とし、「7日の弾劾表決は否決されても、結局、尹大統領と与党いずれも弾劾の風を防ぐことは難しい」と指摘した。
長引く尹大統領の沈黙…与党では「何事もなかったかのように、マイウェイか」(1)
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