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ウクライナ国防相「北朝鮮の戦闘経験、韓国に大きな脅威…戦争はすでに世界化」

ⓒ 中央日報日本語版

昨年7月15日(現地時間)、ウクライナの首都キーウの聖ソフィア大聖堂でゼレンスキー大統領とあいさつする尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領 [写真 大統領室]

韓国を訪問中のウクライナのウメロフ国防相が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と安保増進のための共同措置について議論したと28日、明らかにした。



ロイター通信によると、ウメロフ国防相はテレグラムを通じて発表した声明で「ウクライナと大韓民国の協力強化の必要性に対する我々の主張は、わが国民と地域の安全保障を実質的に強化すると信じる」と述べた。


ウメロフ国防相はロシア軍内に北朝鮮軍1万2000人が駐留しているとし、ウクライナのエネルギーインフラ攻撃のために北朝鮮軍が「積極的」な支援をしていると伝えた。

続いて「北朝鮮軍が戦闘経験を積んでいるため、こうした行動は大韓民国に深刻な脅威となるはず」とし「これは今後この地域で追加の安保挑戦を招くおそれがある」と話した。

ウクライナのゼレンスキー大統領は27日(現地時間)の画像演説で、北朝鮮軍のロシア派兵でウクライナ戦争はすでに世界化したと強調した。ゼレンスキー大統領は「ロシアの武器庫に北朝鮮産ミサイルと砲弾があるだけでなく戦線に軍人がいるという事実は、ロシアが起こした戦争が世界化したことを見せている」とし「この戦争は全世界的な努力でのみ終わらせることができる」と述べた。

ウメロフ国防相が率いるウクライナ特使団は27日に入国し、尹大統領を表敬訪問した後、申源湜(シン・ウォンシク)国家安保室長、金竜顕(キム・ヨンヒョン)国防部長官と順に会い、両国間の協力について議論した。

特使団はこの席で韓国に武器支援を要請したという見方が出ている。ウクライナはレーダーや対空ミサイルなど防空システムと自走砲、砲弾などを必要としているという。



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