タイの国旗
この日、チャオプラヤー川には黄金で飾られた王室バージ船と数十隻の伝統バージ船が登場した。タイ海軍2200人が船を漕ぐ人員として動員された。
バージ船の行列はタイの歴史がある儀式だ。国家的に縁起の良いことがあるたびに開かれる。今回の儀式は2019年の戴冠式、10月の王室僧服献納式に続いてラーマ10世の国王統治期間で3度目の開催となる。
王室のバージ船にはラーマ10世とスティダー王后(46)をはじめ、シリワンナワリーナーリーラット王女、ティパンコーンラッサミチョト王子が乗った。ワクスリ埠頭でバージ船に乗って出発したラーマ10世らは僧侶がいるワット・アルンまで約4.2キロの距離をバージ船で移動した。
2016年12月に王位に就いたラーマ10世は皇太子時代から贅沢な私生活が指摘されてきた。
今回のバージ船行列に共に乗ったスティダー王后はラーマ10世の4人目の夫人で、国王より26歳年下だ。
国王は後宮も置いている。タイ国王が後宮を置いたのは王室で約100年ぶりとなる。スティダー王后と結婚してから2カ月後、33歳年下のシーラット妃が後宮に入った。
放蕩な私生活も何度も論議を呼んでいる。ラーマ10世は国王即位後、タイで居住せず、ドイツの田舎のホテル全体を借りて豪華生活をするだけでなく、週末にはロンドンでショッピングを楽しむという噂がある。
実際に3人目の夫人を半裸状態にして愛犬の誕生日パーティーをしたり、ヘソ出しシャツ姿で海外の空港でショッピングをする姿が報道されたりもした。
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