北朝鮮軍の派兵は今年6月ロシアのプーチン大統領の訪問時に締結され、翌月ロシア議会批准を前にした「包括的戦略パートナーシップ条約」(朝ロ条約)に伴う措置と見られ、両国の軍事的密着が一層深まった証拠という分析が提起された。ゼレンスキー大統領はこの日「北朝鮮がロシアに対して武器だけでなく人材も供給しているという事実を情報機関を通じて確認した」と明らかにした。また「ウラジーミル・プーチン(ロシア大統領)の犯罪者連合にすでに北朝鮮も含まれた」とし「北朝鮮がロシア側でウクライナ戦争に事実上参加している」と批判した。
これに関連し、15日ウクライナメディアのキーウ・インディペンデントは西側外交消息筋を引用し、北朝鮮がロシアに1万人の兵士を派兵したと伝えた。消息筋は彼らが具体的にどのような役割を遂行するのかなどは明らかでないと付け加えた。