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中国の観光地で日本人がひどい目に…写真を撮ってほしいと頼んだら言い争いに

ⓒ 中央日報日本語版

円明園[写真 馬蜂窩]

中国で外国人を対象にするヘイト犯罪が続いている中、有名インフルエンサーが露骨に日本人を侮辱する発言をする映像が投稿されて論議を呼んでいる。 



10日、台湾中央通信は「7日、中国の有名観光地である清のの時代、皇室の庭園、円明園で日本人観光客2人がひどい目に遭う事件が起きた」と報じた。当時、日本人を案内していた旅行ガイドが中国で「亞人」という名前で活動するインフルエンサー(網紅)に写真を撮るように少しどいてほしいと頼んだら、網紅はこれを断って「あなたたち、日本から来たのか。たった今日本語を聞いたが、日本人なのか」と聞き返した。 


さらに、日本人だという事実を知ると「私に日本人のためにどいてくれと言うのか」と言いがかりをつけた。ガイドが「頼むこともできないのか」と問い返すと、「円明園ではそんなことを言ってはならない」と言い争った。

このような騒ぎに管理所職員が登場したが、状況はさらに悪化した。職員は網紅を止めず、「(日本人は)立ち入ることはできない。日本人を憎悪する。あいつらを片づけてしまうのは私も賛成だ」と加勢したという。

このような内容が書かれた映像がXを通じて急速に広がり、論議を呼んだ。中国のネットユーザーも「写真撮影を理由もなく阻止するのは不適切だ」「大国のイメージを傷つける」など網紅に批判を浴びせた。論議が大きくなり、網紅が米国留学中に犯罪を犯したという疑惑まで浮上すると、結局アカウントに投稿されていた数百件の動画が急速に削除された。

これを受け、中国外交部の毛寧報道官は9日、定例記者会見で関連質問を受け「具体的な状況を知らず、個人的な行動に対しては言及しない」として個人の行為に過ぎないと一蹴した。また「中国は開放的かつ包容的な国家」とし「我々は特定国家に対して差別的な行動をしない」と強調した。



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