27日、ソウルのある大学病院手術室。消灯したままガランとしている。[写真 病院]
韓国国内の肝移植の35~40%を担当するソウル峨山(アサン)病院は医大増員問題の余波で麻酔科専任医(フェロー)・専攻医が全員出ていった。手術補助のようなものは診療支援看護師(PA)が引き受けるが、麻酔分野は不可能だ。肝移植件数が昨年2~8月276件から今年2月~今月27日168件に減った。39%も減少したことになる。1週間に9~10件から5~6件に減った。来年2月まで移植待機者が並んでいた。待機が医療危機前の3カ月から6カ月へと2倍になった。
「最後の砦、手術室の半分は閉鎖」…助かる患者も助からない[韓国医療空白半年](2)
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