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<パリ五輪>卓球混合ダブルスで金メダルを獲得して激怒した中国の王楚欽、取材団によって卓球ラケットが破損

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

パリオリンピックのロゴ

24日、パリオリンピック(五輪)卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した中国の王楚欽の卓球ラケットが取材団によって破損したと、31日(現地時間)ロイター通信が報じた。

世界ランキング1位の中国の王楚欽-孫穎莎は前日、フランス・パリ南アリーナで開かれた大会卓球混合ダブルス決勝戦で、北朝鮮のリ・ジョンシクーキム・グムヨン組を相手に4-2で勝利し、金メダルを獲得した。

メディアによると、王楚欽-孫穎莎組が決勝戦で金メダルを確定した直後、この瞬間を捉えようと駆けつけた写真記者たちによって王楚欽の卓球ラケットが踏まれて破損した。


これに対し、王楚欽が激怒して取材団に抗議したが、コーチ陣が王を抱いて落ち着かせた。

続いて、平常心を取り戻した王楚欽は「その瞬間、感情をコントロールすることができなかった。写真記者がなぜそうしたのか理解できなかった」として「彼らが意図したものではなかったと考える。すでに起こったことなので仕方がない。予備卓球ラケットでも残りの試合がうまくできると信じている。もしかしたらこれが運命かもしれない」と話した。

その後、中国のソーシャルメディアの微博には、写真記者たちに向けた非難が殺到した。特に、卓球ラケットを踏んだ記者の姿が写った映像が共有され、該当記者に向かって「国籍を剥奪しなければならない」「謝罪せよ」と投稿された。

一方、同日行われた男子シングルスベスト32決定戦で、王楚欽が世界ランキング26位のスウェーデンのトルルス・モーレゴードに2-4で衝撃的な敗北を喫した。

今大会で3冠を狙っていた王楚欽の早期脱落は衝撃的だ。王楚欽が脱落し、中国選手の中では樊振東だけが男子シングルス金メダルに向けて競争することになった。五輪卓球シングルスには国別に2人の選手だけが出場できる。樊振東は同日、香港の黄鎮廷(50位)を相手にベスト32決定戦を行う。

中国は、2008年北京五輪から2020年東京五輪まで男子シングルス卓球で金メダルを獲得している。



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