韓国では昼夜の区別なく猛暑が全国的に続いている。中伏だった25日、ソウルは今年初めての猛暑警報が下され、夜には体感気温が30度以下に落ちない「スーパー熱帯夜」が現れた。
気象庁によると、この日午後4時基準としてソウルの日中の最高気温は34.1度、体感温度は35.7度まで上昇した。前日、南部地域を中心に下された猛暑警報は全国に拡散した。京畿道(キョンギド)は31市郡のうち29カ所に猛暑警報が発表された。残りの地域にも猛暑注意報が出された。猛暑警報は日中の最高体感温度が35度(猛暑注意報33度)以上の日が2日以上持続すると予想される時に発表される。
ソウルと京畿北部、忠南(チュンナム)、全南(チョンナム)、慶南(キョンナム)内陸を中心に各地で夕立ちが降って湿度も高い状態だ。ジメジメとした気候のせいで最高体感温度はさらに上昇してベタベタとした蒸し暑さが猛威を振るっている。午後3時基準で京畿道安城(アンソン)は最高体感温度が38度まで上昇した。京畿儀旺(ウィワン)、竜仁(ヨンイン)も37度を超えた。ソウルをはじめとして全国各地では最高体感温度35度を超える地域が続出した。
◇2つの高気圧に閉じ込められた熱気…「スーパー熱帯夜」の可能性
夜も熱気が冷めないので熱帯夜も深刻だ。昨晩、江原道江陵(カンウォンド・カンヌン)の最低気温は29.1度で、ソウル〔中浪区(チュンナング)〕も27度を記録した。気象庁は「韓国に南西風が持続的に流入してきて夜の気温も下がらなかった」と説明した。
今後猛暑と熱帯夜の勢いはさらに深刻になる可能性がある。この日2つの巨大な高気圧(チベット高気圧、北太平洋高気圧)が韓国の大気の上層・下層を同時に覆い始めて典型的な猛暑の気圧配置が形成されたためだ。日射量が強いうえ、日中に熱せられた空気が2つの高気圧に閉じ込められて抜け出せない状態になったのだ。気象庁関係者は「当面このような気圧配置が続き、猛暑も続くと予想される」と明らかにした。
夜中の最低気温が熱帯夜の基準(25度以上)を越えて30度以下に落ちない「スーパー熱帯夜」が出現する可能性も高い。26日、光州(クァンジュ)広域市と済州西帰浦(チェジュ・ソグィポ)など南部の一部地域には最低体感温度が30度を記録することが予報された。ソウルの場合、夜中の最低気温が27度を記録し、体感温度は29度よりも高くなる見通しだ。
◇梅雨終了、台風が変数…南部に多くの雨予告
北太平洋高気圧がこのまま韓国を完全に覆えば、梅雨は終了して猛暑が進むことが予想される。民間気象企業のケイウェザーは「現在、北太平洋高気圧の勢力が平年よりも強く、韓半島(朝鮮半島)周辺の水温も高い状態」とし「梅雨が終了すれば気温が上昇し続けて今年夏に40度を越える地域が出てくることが予想される」と明らかにした。
ただし、現在は台風3号「ケーミー(GAEMI)」が気圧配置に影響を与えていて梅雨終了について予断できないと気象庁は説明する。現在、台風3号は台湾を通過して、中国福州への上陸を控えている。台風3号が28日ごろ中国内陸で消滅して北太平洋高気圧の勢力がやや弱まれば、韓国に再び梅雨の雨が降る可能性もある。
気象庁は「当面は全国ほとんどの地域で、突風や雷・稲妻を伴った強い夕立が降るところがある」とし「済州島と南海岸、智異山(チリサン)付近を中心に、27日まで非常に激しい大雨が降る場所がある」と予報した。特に、雨雲が発達して全南と慶南には30~80ミリ(多い所では150ミリ以上)、済州島は80~150ミリ(多い所では400ミリ以上)の多くの雨が降る見通しだ。
気象庁によると、この日午後4時基準としてソウルの日中の最高気温は34.1度、体感温度は35.7度まで上昇した。前日、南部地域を中心に下された猛暑警報は全国に拡散した。京畿道(キョンギド)は31市郡のうち29カ所に猛暑警報が発表された。残りの地域にも猛暑注意報が出された。猛暑警報は日中の最高体感温度が35度(猛暑注意報33度)以上の日が2日以上持続すると予想される時に発表される。
ソウルと京畿北部、忠南(チュンナム)、全南(チョンナム)、慶南(キョンナム)内陸を中心に各地で夕立ちが降って湿度も高い状態だ。ジメジメとした気候のせいで最高体感温度はさらに上昇してベタベタとした蒸し暑さが猛威を振るっている。午後3時基準で京畿道安城(アンソン)は最高体感温度が38度まで上昇した。京畿儀旺(ウィワン)、竜仁(ヨンイン)も37度を超えた。ソウルをはじめとして全国各地では最高体感温度35度を超える地域が続出した。
◇2つの高気圧に閉じ込められた熱気…「スーパー熱帯夜」の可能性
夜も熱気が冷めないので熱帯夜も深刻だ。昨晩、江原道江陵(カンウォンド・カンヌン)の最低気温は29.1度で、ソウル〔中浪区(チュンナング)〕も27度を記録した。気象庁は「韓国に南西風が持続的に流入してきて夜の気温も下がらなかった」と説明した。
今後猛暑と熱帯夜の勢いはさらに深刻になる可能性がある。この日2つの巨大な高気圧(チベット高気圧、北太平洋高気圧)が韓国の大気の上層・下層を同時に覆い始めて典型的な猛暑の気圧配置が形成されたためだ。日射量が強いうえ、日中に熱せられた空気が2つの高気圧に閉じ込められて抜け出せない状態になったのだ。気象庁関係者は「当面このような気圧配置が続き、猛暑も続くと予想される」と明らかにした。
夜中の最低気温が熱帯夜の基準(25度以上)を越えて30度以下に落ちない「スーパー熱帯夜」が出現する可能性も高い。26日、光州(クァンジュ)広域市と済州西帰浦(チェジュ・ソグィポ)など南部の一部地域には最低体感温度が30度を記録することが予報された。ソウルの場合、夜中の最低気温が27度を記録し、体感温度は29度よりも高くなる見通しだ。
◇梅雨終了、台風が変数…南部に多くの雨予告
北太平洋高気圧がこのまま韓国を完全に覆えば、梅雨は終了して猛暑が進むことが予想される。民間気象企業のケイウェザーは「現在、北太平洋高気圧の勢力が平年よりも強く、韓半島(朝鮮半島)周辺の水温も高い状態」とし「梅雨が終了すれば気温が上昇し続けて今年夏に40度を越える地域が出てくることが予想される」と明らかにした。
ただし、現在は台風3号「ケーミー(GAEMI)」が気圧配置に影響を与えていて梅雨終了について予断できないと気象庁は説明する。現在、台風3号は台湾を通過して、中国福州への上陸を控えている。台風3号が28日ごろ中国内陸で消滅して北太平洋高気圧の勢力がやや弱まれば、韓国に再び梅雨の雨が降る可能性もある。
気象庁は「当面は全国ほとんどの地域で、突風や雷・稲妻を伴った強い夕立が降るところがある」とし「済州島と南海岸、智異山(チリサン)付近を中心に、27日まで非常に激しい大雨が降る場所がある」と予報した。特に、雨雲が発達して全南と慶南には30~80ミリ(多い所では150ミリ以上)、済州島は80~150ミリ(多い所では400ミリ以上)の多くの雨が降る見通しだ。
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