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韓国坡州市に「1時間当たり100ミリ」の大雨…ソウル全域に大雨警報

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

資料写真[Pixabay]

京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)に1時間当たり最高100ミリを超える大雨が降り、17日明け方に京畿北部地域に今年初の豪雨緊急災難メールが発送された。ソウル全域には大雨警報が下された。

気象庁によると、この日午前8時現在、豪雨特報が発効したソウル、京畿北部と江原道(カンウォンド)北部内陸を中心に突風と雷・稲妻を伴う1時間当たり70ミリ外の非常に強い雨が降る所がある。特に、京畿道坡州市や楊州市(ヤンジュシ)、東豆川市(トンドゥチョンシ)にはこの日午前0時から今まで100~300ミリの非常に多くの雨が降った。

京畿道坡州市の場合、1時間に100.9ミリの記録的な雨が降った。京畿道議政府市(ウィジョンブシ)や楊州市もそれぞれ1時間当たり78.5ミリ、74.5ミリの集中豪雨が降った。これを受け、気象庁は今年初めて京畿北部地域に豪雨緊急災難メールを発送した。この日、災害メールが発送されたところは京畿道坡州市や東豆川市、議政府市、楊州市などだ。15日午後5時から同日午前7時までの累積降水量は坡州274.5ミリ、漣川(ヨンチョン)144.5ミリ、鉄原(チョルウォン)76.0ミリ、華川(ファチョン)75.4ミリだ。


ソウルなど他の首都圏地域にも午前になって雨脚が強くなっている。ソウル全域には大雨警報が下されている。気象庁は「停滞前線に伴う雨雲帯に北側の乾燥空気が衝突し、雨雲がさらに強くなった」とし、当初の予想よりさらに多くの雨が降る可能性があると明らかにした。17~18日、首都圏の予想降水量を60~120ミリに調整し、ソウル・京畿南部は150ミリ、京畿北部は200ミリ以上の多くの雨が降る所があると見通した。

気象庁は特に、首都圏はこの日の午前まで、1時間当たり最大70ミリの強い雨が降る可能性があるとし、安全に留意するよう呼びかけた。 北朝鮮地域にも大雨が予想され、京畿北部や江原道北部の河川〔臨津江(イムジンガン)、漢灘江(ハンタンガン)など〕の水位が急激に上昇する可能性があるため、備えが必要だ。

気象庁関係者は「京畿北部と西海上を中心に強い雨雲が位置しているため、ソウルをはじめ首都圏と江原道を中心に強い雨と共に多くの雨が予想される」とし「出勤途中の交通安全に格別に留意してほしい」と話した。



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