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英国で郵便投票用紙の一部が配送されず混乱…「勝敗を分け得ること」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

資料写真[Pixabay]

英国の総選挙を控え、一部の地域で郵便投票用紙が適時に配送されず、混乱が生じている。

2日(現地時間)、BBCやテレグラフなどによると、イングランドやスコットランド、ウェールズの90あまりの選挙区で郵便投票を申請したが、用紙を受け取れなかったという通報が数件寄せられた。4日、英国総選挙が行われる。

2017年の総選挙で21票差で当選したルーク・グラハム議員は自身の地方区で20人を超える有権者が用地を受けていないとし「勝敗を分け得ること」と述べた。特に、スコットランドでは学校の夏休みがイングランド、ウェールズなどより早い6月末に始まり、この時から休暇に入る家庭が多いということから郵便投票に支障をきたす恐れがある。


記票した郵便投票用紙を郵便ポストに入れず、投票日の業務時間までに地方議会に直接提出したり、夜10時までに投票所に提出したりすることができるが、用紙を最初から受け取らなかったらこのようなやり方で直接投票することもできない。

英国の選挙では郵便投票と代理投票が可能だ。

郵便投票の場合、事前申請で配送された投票用紙に記入し、地域議会に投票当日までに到着するように提出する必要がある。

2001年に導入された郵便投票は全体投票で占める割合が4.9%に過ぎなかったが、2019年には21%になるほど一般化した。

配送遅延の原因は不明だ。郵便投票の発送と受領を担当する各地方議会で処理時間が足りなかったという指摘もあり、郵便サービス会社ロイヤルメールの資源不足問題という指摘も出ている。

ケビン・ホリンレイク郵政相は「ロイヤルメールが郵便投票用紙が適時に配送されるよう最善の努力をつくさなければならない」と促した。

ロイヤルメール報道官は「当社のシステムに積まれている投票郵便物はない」とし、「自主調査の結果、投票郵便物は入り次第に配送されている」と反論した。



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