俳優兼サーファーのタマヨ・ぺリーさん[写真 ぺリさんのインスタグラム]
23日(現地時間)、英デイリー・スターなどによると、ハワイのライエ近くのゴートアイランド海岸で午後1時ごろ、サメにかまれたとみられる男性を目撃したという通報が寄せられた。
その男性はぺリさんということが分かり、体には複数の噛まれた跡があるまま発見された。通報を受けて到着した救助隊はジェットスキーに乗せて海岸に運んだが、ぺリーさんは結局死亡した。
15年以上サーフィンをしてきたペリーさんは、有名なサーフィン大会である「2000パイプライン・マスターズ大会」で4位、「ビラボン・プロ・パイプライン」で5位を占めるほど優れた実力を誇るプロサーファーだったという。
ペリーさんは妻のエミリア・ペリーさんと一緒にハワイ・オアフで人々にサーフィンを教えており、海洋安全チームのライフガードとしても活動したという。ホノルルのリック・ブランジャルディ市長は記者会見で「これは悲劇的な損失だ。ペリーさんは伝説的な船員であり、わが海洋安全チームの立派な一員として非常に尊敬される人だった」と話した。
ぺリーさんはこれに先立って2011年に公開された映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』で操縦士役を演じたりもした。
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