ブリンケン米国務長官
ブリンケン長官は18日(現地時間)、米ワシントンで北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と会談した後、共同記者会見で「北朝鮮は相当な量の軍需品と武器を、イランはドローンを含む武器を(ロシアに)提供している。これらは懸念される国家」とし、このように話した。また、中国に対しても「(ウクライナの)戦争終息に強い関心があるのなら、ロシアの『戦争機械』に対する支援を中断するべきだろう」と述べた。
米ホワイトハウスのカリーン・ジャン=ピエール報道官はこの日の記者会見で「北朝鮮とロシアの協力深化は、朝鮮半島での平和と安定の維持、グローバル不拡散体制の守護、国連安保理決議の遵守およびウクライナ国民支持に関心がある人なら誰でも深く懸念するトレンド」と述べた。
林芳正官房長官は19日の記者会見で「ロ朝間の軍事的な連携の強化を含め、わが国を取り巻く地域の安全保障環境は一層厳しさを増している」とし「関連情報の収集・分析を行い、米国、韓国をはじめ国際社会と緊密に連携していく」と述べた。
海外メディアは国際社会で孤立した両首脳の会談をめぐり「孤独なブロマンス(the lonely bromance)」「便宜上の結婚(marriage of convenience)」と評価した。米CNBC放送は「両国が相互利益となる戦略的取引をするとみられるが、今回の首脳間の会談は金正恩(キム・ジョンウン)委員長の認知度を高めるのにはるかに役に立つイベントだった」と伝えた。
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