ムンバイ空港の資料写真(写真は記事の特定内容と関係ありません)[Pixabay]
9日(現地時間)、ザ・ヒンズーなど現地メディアによると、前日インド・ムンバイのチャトラパティ・シヴァージー国際空港で、エア・インディア航空旅客機が離陸すると同時にインディゴ(IndiGo)航空旅客機が着陸するという危険な状況が演出された。
事故当時の動画は、ムンバイからティルヴァナンタプラムに向かうエア・インディア旅客機が離陸のために滑走路を走っている間、インディゴ旅客機がすぐ後ろから着陸する場面をとらえている。インディゴ旅客機の車輪が滑走路につく直前にエア・インディア旅客機は機首を上げた。
ムンバイ空港は単一滑走路で運営されている。だが、1時間当たり平均46本の旅客機が離着陸するほど、インドのデリー空港と合わせて「忙しい空港」に挙げられている。
インド民間航空局(DGCA)は「該当事件に対して調査中」としながら「当時勤務中だった航空交通管制官は停職処分にした」と明らかにした。
また、今回の離着陸過程で運航違反がなかったかどうかなども確認中だ。インドでは可視距離が充分な場合、3分間最大2本の離陸と2本の着陸を許可する場合がある。現在、両航空会社はともに管制塔から手続き許可を受けたという立場だ。
インディゴ航空側も「インディゴ6E6053便はムンバイ空港の管制塔から着陸許可を受けた」とし「機長は管制塔の指示に従った」と明らかにした。エア・インディア航空側も「AI657便は管制塔から滑走路進入許可を受けた後、離陸許可を受けた」とし「決まった手続きにより離陸を進めた」と強調した。
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