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教会で全身アザだらけの女子高生が死亡…韓国警察、50代女性信者に児童虐待致死を適用

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国警察が、全身アザだらけの女子高生が教会から病院に搬送後息を引き取った事件と関連し、虐待容疑で逮捕した50代信徒に対して児童虐待致死罪を適用して検察に送検した。

仁川(インチョン)警察庁女性青少年犯罪捜査係は児童福祉法上児童虐待容疑で拘束した女性信者A被告(55)の罪名を児童虐待犯罪の処罰等に関する特例法上児童虐待致死容疑に変更して検察に送検したと24日、明らかにした。

A被告は3月から今月15日まで仁川市南洞区(ナムドング)にある教会で女子高生Bさん(17)を全身にアザができるまで虐待して死なせた容疑がもたれている。


警察は児童虐待殺害罪を適用できないか検討したが、殺人に故意性はないと判断して児童虐待致死罪で送検した。

A被告は15日午後8時ごろ「Bさんが食事中に意識を失った」として自ら119(緊急通報)に通報し、その後Bさんは病院に運ばれたが4時間後に亡くなった。

Bさんの顔をはじめ、全身からアザの跡を見つけた警察は死亡前に虐待を受けていたと見て、2カ月前から教会で一緒に過ごしていたA被告を緊急逮捕した。

警察が出動した当時、Bさんは両手首にサポーターを巻いていて、縛られた形跡もあった。だが、教会側は「普段自害をして、Aさんがハンカチで縛ったことがある」とし「アザの跡も自害の跡」と主張した。

Bさんの母親は1月に夫と死別した後、3月から娘を知人であるA被告に預けていたことが分かった。Bさんは母親と一緒に住んでいた世宗(セジョン)市から仁川に居住地を移した後、転入届を出さず、学校にも通っていなかったことが分かった。

国立科学捜査研究院はBさんを解剖検査した後、「死因は肺塞栓症で虐待の可能性がある」という1次口頭所見を警察に伝えた。

警察はA被告の携帯電話を押収して削除された写真やメッセージはないかなどを調べて3月からBさんの身体を束縛した情況などを確認した。

A被告は「逃亡の懸念や証拠隠滅の恐れがある」という理由で18日に拘束された。



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