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プーチン大統領、朝ロ交流現況の報告受けた…「訪朝準備を進行中」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

プーチン大統領

ロシア政府がプーチン大統領の北朝鮮訪問を準備していると明らかにした。18日(現地時間)のタス通信によると、ロシア大統領府のペスコフ報道官は「(北朝鮮)訪問のための準備が計画通りに進行している」と述べた。プーチン大統領が北朝鮮を訪問すれば、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が執権していた2000年7月以来およそ24年ぶりとなる。

プーチン大統領は昨年9月にロシアで開かれた朝ロ首脳会談で金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長から北朝鮮訪問の招請を受け、これを受諾していた。北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相が1月にロシアを訪問し、ロシアのマツェゴラ駐北朝鮮大使は2月のタス通信のインタビューで朝ロがプーチン大統領の訪朝時に署名する共同文書の準備作業を進めていると述べた。

この日、プーチン大統領はコズロフ天然資源環境相から朝ロ交流の現況に関する報告も受けた。コズロフ氏は朝ロ観光交流が人気だとし、「同志(Korean comrades)らと共にする大きな計画がある。最近一部を実行した。団体観光客の交流がうまく行われた」と話した。続いてモスクワ動物園の関係者とバレエ舞踊家が最近、北朝鮮を訪問し、両国間の植物育種も論議中だと伝えた。


◆ロシア、自国内の西側銀行資産差し押さえ

一方、ロシアは西側との対立を深める姿だ。この日のブルームバーグ通信とフィナンシャルタイムズ(FT)によると、ロシアのサンクトペテルブルクおよびレニングラード地域の仲裁裁判所が西側銀行3行がロシアで保有する7億ユーロ以上(約1185億円)の資産を凍結するように命じた。資産差し押さえ命令を受けた銀行はイタリアのウニクレディト(4億6270万ユーロ相当)、ドイツのドイツ銀行(2億3860万ユーロ)、ドイツのコメルツバンク(9370万ユーロ)。

これはロシア国営エネルギー企業ガスプロムの子会社RCA(RusChemAlliance)がウニクレディトなどが保証金を支給していないとして訴訟を起こしたからだ。これら銀行はRCAが2021年にドイツ企業リンデとサンクトペテルブルク近隣のウストルガにガスプラントを建設する契約を結ぶ際に保証人になったが、2022年にロシアのウクライナ侵攻と西側の制裁で作業が中断した。

欧州の銀行は欧州中央銀行(ECB)からロシア事業を縮小すべきという圧力も受けてきた。FTはECBがロシアに進出したユーロ圏(ユーロ貨幣使用20カ国)銀行にロシア撤収関連の具体的な計画を要求したと報じた。米国の制裁による打撃を懸念したもので、西側銀行のうちロシア事業規模が2番目に大きいウニクレディトは6月1日までに運営計画に関する詳細内訳をECBに提供するようを要求されていた。

ロシア内の最大西側銀行、オーストリアのライファイゼン銀行(RBI)は2026年までにロシアでの融資を現在の3分の2まで縮小するよう要求されていた。RBIはロシア資産を欧州資産と交換する取引をしようとしたが、米国当局の圧力で先週、該当取引を放棄した。



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