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行方不明のイラン大統領、ヘリの信号をキャッチ…「イラン軍、現場に向かっている」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

イランの国旗

イランのエブラヒム・ライシ大統領らを乗せたヘリコプターが19日(現地時間)、不時着した中、、軍が墜落現場で信号をとらえたと、アルジャジーラが報じた。報道によると、イラン軍はヘリコプターと乗組員の携帯電話から信号をとらえた。



イラン国営のIRNA通信によると、イランのアフマド・バヒディ内務相は「現在、多数の救助隊が事故地域に向かっているが、霧と悪天候により救助隊がヘリがあるところに到着するのに時間がかかっている」と伝えた。


また、ヘリ搭乗者の一部と連絡がとれたとしながらも「しかし、事故地域の地形が複雑であるうえに到達することが難しい」と述べた。

現地メディアはこの日、ライシ大統領がイラン北西部の東アゼルバイジャン州国境のダム完工式に出席するためにヘリで移動中に事故に遭ったと報じた。

また、事故発生地域がイランの首都テヘランから北西に約600キロ離れたアゼルバイジャンとの国境にある町ジョルファの付近だと伝えたが、その後それよりさらに東に位置した村であるウジ村近隣だと伝えた。

ライシ大統領らを乗せたヘリは計3機だったが、2機は無事で1機が不時着したと伝えられた。不時着したヘリにライシ大統領が搭乗したかどうかは定かではない。

CNNによると、ヘリが墜落した人里離れた山岳地域の時間は現地時間で午後11時30分を過ぎた。ライシ大統領が乗ったヘリと連絡が途絶えてから約10時間が過ぎた。

同日午後には濃い霧などで捜索作業が難航した。イランのタスニム通信は、「深刻な寒さによって夜が深まるほど、捜索に困難をきたすだろう」と指摘した。



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