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金正恩委員長、新型240ミリ放射砲車両を自ら運転…「どんどん作るべき」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が韓国首都圏を狙う新型240ミリ放射砲(多連装ロケット砲の北朝鮮式表現)を搭載した車両を自ら試運転し、砲兵戦闘力の強化を指示した。

北朝鮮朝鮮中央通信が13日、金委員長が11、12日に第2経済委員会傘下の重要国防工業企業所で現地指導し、党の軍需工業政策執行を点検したと報じた。

金委員長は放射砲が発射される移動式発射車両(TEL)生産現場を視察し、今年の生産計画と現在までの生産実績を把握した。


金委員長はこの席で「放射砲車の自動化体系が高い水準で実現した。240ミリ放射砲武器体系の戦闘的効果性を最大で保障する原則で砲車を質的によく作った」とし「科学技術力の向上と絶えない革新で生産成果をさらに拡大し、わが軍隊の砲兵戦闘力強化を力強く加速化すべき」と注文した。

続いて「効率性と信頼性が高い我々の放射砲車をどんどん作り出すためには、生産工程の現代化水準を絶えず高める事業を根気強く進めていくことが重要だ」とし「砲車の性能を絶えず向上させることを中心にして生産工程の現代化目標を更新していくべきだ」と述べた。

240ミリ放射砲弾は最近開発され、検収試験射撃まで完了した武器体系で、これに先立ち北朝鮮はこれを2026年までに部隊に配備すると明らかにした。

北朝鮮は2月、国防科学院が誘導機能を備えた新型240ミリ放射砲砲弾を開発したと明らかにした。240ミリ放射砲は首都圏を狙った武器体系で、「ソウル火の海」脅迫があるたびに言及されてきた。

また金委員長は主要狙撃武器を生産する企業所を訪れ、「狙撃手歩銃(小銃)」など新しく開発した狙撃武器の性能を点検した。

金委員長は新しく開発した狙撃手歩銃に大きな関心を見せ、科学者と技術者を祝ったと、朝鮮中央通信は伝えた。



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