軍人資料写真。[シャッターストック]
韓国陸軍とバッテリーメーカーによると、昨年11月30日午後、京畿道金浦市(キョンギド・キンポシ)の陸軍部隊内で軍用車のバッテリーが爆発した。この事故で破片に当たり当時入隊2カ月の20歳の上等兵が角膜、唇、ほおなどの顔の複数の部位を負傷した。
上等兵は2.5トン軍用車の廃バッテリーを下ろし倉庫に運んでいる間に被害に遭った。上等兵はすぐ民間病院の救急室に搬送され、角膜に入った異物を除去する治療を受けた。裂けた唇とほおなどを縫合する手術も受け、傷跡に対する整形外科治療を受けている。
バッテリーメーカーは爆発したバッテリーを回収して調べた後、バッテリー自体に瑕疵は確認できず補償は困難と判断した。
メーカー側は「静電気が起きやすく換気が良くない鉄製コンテナが廃バッテリー保管倉庫だった。移動過程でバッテリーに衝撃が加えられ静電気とともに爆発が起きたのだろう」と推定した。軍の管理が良くなかったという意味だ。
軍は上等兵や部隊レベルの落ち度はなかったと判断したという。メーカー側の分析と違い安全管理がしっかりされていたということだ。
陸軍本部は先月に戦公傷審査委員会を開き、上等兵が軍服務中の負傷で公傷に当たると決め、事故初期に発生した治療費も支援した。しかし負傷治療を超える傷跡除去診療などに対しては非給与項目と判定される場合、規定上支援が難しいかもしれないという立場だ。
上等兵は現在服務中にときおり外出して自費で傷跡治療を受けている。治療費としてすでに100万ウォンを使っており、今後700万ウォン以上の費用が予想されるという。上等兵は今後軍に治療費を請求し支援の可否に対する判断を待たなければならない状況だ。国家賠償を請求する道もある。
だが義務服務中の指示により遂行した作業で発生した事故により負傷したのに、軍が率先して責任を取り処理しないのは問題があるという指摘が出ている。
韓国陸軍は「今後上等兵が診療費を請求する場合、関連法規により支援するだろう。類似事故の予防に向け廃バッテリーの安全な取り扱いと保管指針を下達する予定」と明らかにした。
メーカーは取材が始まると上等兵側が提起する可能性のある国家賠償訴訟などと関係なく「治療費などを慰労次元で支援する意向がある」と明らかにした。
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