米国陸軍第1多領域部隊(MDTF)に配備された長距離極超音速兵器(LRHW)ダークイーグル [写真 米陸軍]
MDTFは米国が今後起こり得る中国・ロシアとの武力紛争に対応するために2017年に創設された部隊だ。射程距離1600キロ以上の地対地巡航ミサイル「トマホーク」、地上発射型長距離・極超音速ミサイル(今年末運用開始予定、射程距離2700キロ以上)の運用のほか、サイバーと宇宙、電子戦など多領域に対応する総合的な作戦能力を持つ。米陸軍は2月に発表した「陸軍戦力構造変革」白書で2028年までにMDTF5個部隊を完成する計画だと明らかにした。
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