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【コラム】階層・国家間で貧富の差拡大、テロ組織も金が優先(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

イスラム国ホラサン州(ISIS-K)が25日、ロシアのプーチン大統領とロシア人に向け公開したポスター

◆タリバンとIS-Kは敵対的関係

パンジャブ出身のパシュトゥンが主軸のパキスタンのタリバンも急進イスラム主義者だ。内部の葛藤で派閥が発生すると、パキスタン情報局が不満勢力の指導者ハフィズ・サイード(1972-2016年)を買収して勢力を形成、支援した。IS-Kの始まりだ。一説によると、2013年にハフィズ・サイードがISに忠誠を誓ってホラサン支部が発足したという。しかし忠誠を誓ったことはないという主張もある。確実なのはISでなくパキスタン情報局から資金支援を受けたという事実だ。

ではパキスタン情報局はなぜIS-Kを支援したのか。何よりもパキスタンのタリバン勢力を分裂させ、アフガニスタンのタリバンも牽制できるためとみられる。IS-Kの主軸はパキスタンとアフガニスタン境界地域に暮らすオラクザイ族だ。IS-Kは現在タリバンとも敵対的だ。モスクワテロの直後、タリバンはIS-Kを非難した。


IS-Kは「西側と東側の十字軍の同盟になってテロを糾弾した」タリバンを裏切り者と非難した。しかしIS-Kの非難とは違い、タリバンはアフガニスタンのIS-Kを西側の手先と認識している。アフガニスタンの安定を揺るがす西側の前哨基地と考えているのだ。その背後には米国とパキスタンがあるということだ。

◆「敵の敵は友」 複雑な利害関係

ISやIS-Kを見る目は複雑だ。純粋なテロ団体と見れば簡単だが、背後にどんな国があるのかという「陰謀説」が出てくる。最も多く登場する国は米国・英国・イスラエルだ。さらに正確にいうと情報機関の米国中央情報局(CIA)、英国海外情報局(MI6)、イスラエル・モサドだ。理由がないわけではない。シリア内戦でイランとロシアはシリア政府側に立ち、米国、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールは反政府軍を支援した。

反政府軍と急進イスラム主義者勢力のアル=ヌスラ戦線が組んで結成された組織がISだが、これが米国とアラブの支援を受けたということだ。イスラエルはISの戦士が負傷すれば治療した。またISがシリア政府軍との戦いで劣勢になれば米空軍が支援爆撃をして戦勢を変えた。それでシリアのアサド大統領はIS空軍が存在すると皮肉った。ISを西側が作ったわけではないが「敵の敵は味方」として支援すると考える。今回のモスクワテロでプーチン大統領が急進イスラム主義者の背後を話す理由だ。半面、ISは機関紙を通じて明らかにしたように、IS戦士の攻撃を受けて大きな被害を受けた側が敗北を認めず陰謀説を持ち出していると一蹴する。

テロの正確な背後を明らかにするのは難しい。ただ、確実なことは昨年10月7日に勃発して依然として進行中のイスラエル-ハマス戦争以降、大小のテロが2024年に世界を脅かす状況だ。今回のモスクワテロでお金がテロの重要な原因になった点は特に注意する必要がある。コロナ以降、階層や国家間の貧富の差が拡大した現実では、間違った宗教的信念よりもお金がさらに魅力的だ。モスクワテロ犯は740万ウォン(約80万円)で人間であることを放棄した。

パク・ヒョンド/西江大ユーロメナ研究所教授


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