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韓国防衛産業、ウクライナに砲弾数十万発供与か(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
<3>ウクライナとロシアのドローン戦争

ウクライナとロシアが共にドローンを集中的に使用する中、EPVドローンと呼ばれる一人称視点ドローンが近距離戦闘で対人・対装甲武器として重要な役割をしている。しかし基本的に電波を利用して操縦する装備であり、電子戦に脆弱だ。ウクライナが1カ月間に1万機以上のドローンの損失を出しているが、ロシア軍の電子戦が主な原因に挙げられる。

ウクライナ・ロシアともに相手ドローン運用を妨害するために努力中であり、妨害を乗り越えようとするさまざまな試みが続いている。最近ウクライナのあるボランティアメンバーは運用者の操縦なく標的を自動で指定して打撃できる自律標的機能を備えた新しいFPVドローンでロシア軍の戦車を破壊する映像をX(旧ツイッター)で公開した。


今月初めウクライナ軍はロシア軍が運用した長さ10キロの光ファイバーケーブルが付いたFPVドローンを捕獲した。光ファイバーケーブルは電子戦の影響を受けず、切れることなく高品質の映像伝送が可能で、打撃の正確性と効率性を高める。ウクライナ軍は自国のドローンにもこの方法を適用できるように研究しているという。

ウクライナ戦争でFPVドローンの活躍が広く知られ、導入する国々が増えている。ある分析家は中国軍がFPVドローンを使用して59式戦車標的を精密打撃する映像を入手し、Xに公開した。1日、米陸軍特殊部隊はギリシャのネアペラモス近隣でギリシャ特殊部隊と共にした訓練でFPVドローンの使用を試演した。海外メディアは米陸軍が訓練にFPVドローンを取り入れた点は、新しい技術を活用して作戦能力を向上させるうえで軍事力の適応力と革新性を強調すると伝えた。

チェ・ヒョンホ/ミリドーム代表/軍事コラムニスト


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