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「旅行に行こうと思っていたのに…」 日本で致死率30%の感染病が急速に拡散

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

資料写真(写真は記事の特定内容と関係ありません)[Pixabay]

日本を訪れる韓国人観光客が増えた中、最近日本各地で致死率が最大30%に達する感染病が急速に拡散して注意が必要だ。

英国日刊紙「ガーディアン」など複数の外信報道を総合すると、今年に入って1~2月の間に日本で「劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)」感染事例が計378件報告された。47都道府県のうち2県を除いたすべての自治体で感染が確認されたという。

STSSは化膿性レンサ球菌というバクテリアによって感染し、レンサ球菌は飛沫や身体接触、手足の傷などを通して伝播する。感染者は高熱・咽喉痛、目の充血のほか、下痢および筋肉痛などを訴えて一部は意識障害が生じることもある。伝染性が強い疾患で、致死率は最大30%に達するという。昨年7月から12月までSTSSと診断された50歳未満の患者65人のうち21人が死亡した。


国立感染症研究所(NIID)はただし、「劇症型(深刻で急激)のレンサ球菌のメカニズムはまだ不明な要因が多く、これを説明できる段階ではない」と明らかにした。

一部の専門家は新型コロナウイルス(新型肺炎)の危険性が一般インフルエンザ水準まで低くなって防疫警戒心が薄れた日本でSTSS患者が急増したとみている。NIIDの予想値を見ると、今年日本国内のSTSS感染者数は記録を更新するとみられる。

保健当局は新型コロナ期間の衛生習慣に立ち返り、手洗いやせきエチケットなど基本衛生規則を順守するように勧告した。

一方、今年2月に日本を訪問した外国人観光客を国籍別に調査した結果、韓国人が最も高い比率を占めたことが分かった。19日、日本政府観光局(JNTO)が発表した2月の訪日外国人統計によると、先月日本を訪問した韓国人は81万8500万人で最も多かった。



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