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韓国政府「2000人増員は変わらない」…医学部教授「25日に退職届提出」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「すべての議題はオープン」という政府側のメッセージが18日に伝えられた。政府と医師の間に対話の余地が生じるのではという期待が込められた解釈が出てきた。しかし双方が医学部定員増員2000人という核心議題で隔たりを狭めるのは容易でない見通しだ。

この日、CBSラジオ番組に出演した大統領室の張商允(チャン・サンユン)社会首席秘書官は、司会者が「政府が増員規模を縮小できないという立場を撤回してこそ対話の窓が開かれるのでは」という質問に対し、「その議題について我々はオープンだ」と答えた。しかし「なぜ2000人増員を決定したかのか、科学的、論理的な根拠を持って説明、説得するという意味」とし「医療界が350人、500人などと話しているが、なぜそうなのか根拠を提示してほしい」と話した。

朴敏守(パク・ミンス)保健福祉部第2次官もこの日、中央災難安全対策本部の会見で、医学部増員2000人をめぐる対話は可能だという立場を表した。朴次官は張首席秘書官の発言の意味を尋ねる質問に対し「医療界がさらに客観的かつ合理的な根拠を提示すれば議論できない理由はないという意味で話したと理解している」と答えた。ただ「政府の立場は変わらない。すべての論題について対話できるが、2000人増員には確固たる考えがある」と付け加えた。


尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領も2000人増員の立場を再確認した。この日、医療関係者を激励するためソウル峨山病院オリニ(子ども)病院を訪問した尹大統領は懇談会で「長い時間をかけて増員を段階的にしようという意見もあるが、政治的リスクのために歴代政府が動き出せず遅くなった」とし「増員数を調整しなければ対話に応じられないと固守するのではなく、未来を眺めて後輩を説得してほしい」と要請した。

連日強硬なメッセージを出していた教授社会はこの日、国民に対する謝罪を発表した。パン・ジェスン全国医学部教授非常対策委員長はラジオ番組に出演し「国民なしに医師もない」とし「今回の事態で診療に支障が生じるのはもちろん、不安を抱きながら事態の行方を眺めるようにしたことについて心から謝罪する」と話した。続いて「(研修医に) 『人材が不足するのでやむを得ない』という話に移ったこと、特に辞職という選択をするまで多くの悩みがあったが(研修医と)十分に意思疎通ができなかった点について師として心より謝罪する」と述べた。医学部教授辞職予告に関しては「人生のすべてを賭けてきた教授職を投げるものであり、それほどの覚悟」とし、撤回の考えがないことを明らかにした。ソウル大医学部教授非常対策委はこの日、会議を開き、25日まで教授の退職届を受けて一括提出することにした。この日、緊急会議を開いた延世大医学部教授は25日まで自発的に退職届を提出することにした。

これに関連し曺圭鴻(チョ・ギュホン)福祉部長官はこの日午後、ソウルでビッグ5病院長と懇談会を開き、「研修医が早期に病院に復帰して教授が集団辞職をしないようにしてほしい」と協力を要請した。曺長官は「病院に勤務する若い医師と直接対話をする機会を用意してほしい」と病院長に要請した。曺長官は19日には国立大病院長と会談する。

一方、政府はこの日、大韓医師協会(医師協)非常対策委を率いるキム・テクウ委員長とパク・ミョンハ組織強化委員長の2人に3カ月間の免許停止処分を出した。2人は医師の集団行動教唆禁止命令を違反したことで行政処分の対象になった。



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