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140年前のソウルの家…米議会図書館所蔵の未公開写真大放出

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

米国の旅行作家カーペンター氏が撮影した1911年以前のソウルの家 [写真 ソウル歴史博物館]

米国の外交官ジョージ・C・フォークが見たソウル/写真は崇礼門(スンレムン、南大門)と城壁外側の民家 [写真 ソウル歴史博物館]

米日刊紙が見た1900年代初めのソウル/写真は1945年のモスクワ会議で決定した韓国5年間信託統治に反対するデモ。曹渓寺(チョゲサ)近隣から旧朝鮮総督府に向かって行進している。 [写真 ソウル歴史博物館]

大韓民国国宝1号・崇礼門(スンネムン、南大門)の140年前の姿はどうだったのか。日帝強占期の道路拡張を理由に崇礼門一帯が取り壊される前、周囲には民家が密集していた。鍾路(チョンノ)3街から昌徳宮(チャンドックン)につながる敦化門路にも韓屋が並んでいて、両班(ヤンバン)を避けて庶民が通行するピマッコル(避馬道)もあった。



ソウル歴史博物館は米ワシントン議会図書館の写真・版画分科を初めて調査し、ソウルの過去の姿が入った写真163点を公開すると12日、明らかにした。2020年から進行された米国所在のソウル学資料調査の3回目の結果で、学術叢書19『米国議会図書館所蔵ソウル写真:4つの視線』としても発刊された。


米国外交官、旅行ジャーナリスト、朝鮮総督府、米メディアの4つの視線で見たソウルの姿で、朝鮮末期から1960年代までの姿が写っている。特に解放直後に米国が日本で入手した朝鮮総督府文書で、ソウルで写真館を運営した村上天紅らが撮影した写真が最初に公開される。まだ議会図書館で登録もされていない未公開写真だ。ソウル歴史博物館側は朝鮮総督府が植民支配のために調査した多様な脈絡を把握できる写真であり研究価値が高いと明らかにした。

◇米国の外交官ジョージ・C・フォークが見たソウル

米国外交官ジョージ・クレイトン・フォークが赴任した時期(1884-85年)に撮影した写真も公開される。フォークは高宗(コジョン)の近代化事業の顧問をした。崇礼門の写真の場合、現存する崇礼門の写真のうち最も古い写真だ。

◇米日刊紙が見た1900年代初めのソウル

米ニューヨークで発行された日刊紙「ニューヨークワールドジャーナルトリビューン」が1920年代から廃刊となる67年まで撮影した写真およそ100万枚を議会図書館に寄贈したもので、すべて未公開写真。



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