ユルゲン・クリンスマン監督(ドイツ)が率いる韓国代表は7日、カタールのアフメド・ビン・アリ・スタジアムで行われたヨルダンとの準決勝で後半に2失点し、0-2で敗れた。4強のうち優勝の可能性が最も高い国と分析されたが、韓国の弱点を徹底的に分析した戦術を見せたヨルダンの緻密な戦略に対応できなかった。戦術と選手構成の変化なく以前の試合と同じメンバーで臨んだ韓国を相手に、ヨルダンは「中盤攻略」カードを取り出した。韓国の中央エリアを守る朴鎔宇(パク・ヨンウ、アル・アイン)と黄仁範(ファン・インボム、ツルヴェナ・ズヴェズダ)に強いプレスをかけてミスを誘導した後、ボールを奪って逆襲する戦略だった。
グループリーグとトーナメントでこの2人の選手のボールキープ力は韓国代表のアキレス腱に挙げられた。黄仁範は前方に出すパスの質が良い半面、ボールをしっかりと守れなかった。朴鎔宇は全般的に体が重く、ミスを連発した。