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<CES2024>ヒョンデは「AI自動車」宣言…フォルクスワーゲン「チャットGPT搭載した車作る」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ヒョンデのソン・チャンヒョンSDV社長が8日、米ラスベガスで開かれたCES2024メディアデーで発言している。[写真 現代自動車グループ]

未来モビリティと半導体が今年のCES2024で人工知能(AI)の最大の激戦の場に浮上した。9日に米ラスベガスで開幕するCES2024。ロレアルやウォルマートのような伝統的な消費財・流通の世界的企業が既存産業にAIを結合した戦略を相次いで予告する中で、世界の半導体・モビリティ企業がAI市場を狙った新製品と新技術を大挙公開して競争に火を付けている。日常のあちこちに浸透した「生成AI」を自動車に移植してモビリティ経験を革新しようとする世界の自動車メーカーと、AI時代の必須インフラ技術を握った半導体大手がその最前線にある。

開幕を翌日に控えた8日、主要企業がメディアデー行事を行ったラスベガスのマンダレイ・ベイ・コンベンションセンター。ヒョンデ(現代自動車)・起亜の行事会場近くにはドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンの舞台が設けられた。ヒョンデがAIを活用した多様な機能を搭載できる「ソフトウエア中心自動車(SDV)」への転換を宣言する時、フォルクスワーゲンは対話形生成AIであるチャットGPTを搭載した車両を4-6月期から生産すると発表した。自社音声アシスタントの「IDA音声アシスタント」にチャットGPTを統合する方式だ。同社は「チャットGPTを標準機能として提供する初めての大手メーカーになるだろう」と説明した。

また別のドイツの自動車メーカー、ベンツとBMWもやはり「音声アシスタント」で挑戦状を差し出す。ベンツはドライバーの感情を読み取り疎通できる「MBUXバーチャルアシスタント」、BMWはアマゾンとともに「音声補助LLM」を公開する。ホンダとソニーの合弁で設立したソニーホンダモビリティもこの日2026年発売予定の電気自動車「アフィーラ」に生成AI基盤の音声アシスタントを搭載すると発表した。チャットGPT開発会社のオープンAIに投資したマイクロソフトとともに開発する。


AIを背負って靴ひもを引き締めるのは自動車メーカーだけでない。独自の生成AI「バード」をサービス中のグーグルは今回のCESで、音声で車両を制御し作動させられる「アンドロイドオート」が搭載された車両を展示する。マイクロソフトもオランダのナビゲーション企業トムトムと共同開発した車両用AIアシスタントを公開する。サムスン電子も現代自動車グループとAIを中心にした協力モデルを発表した。サムスン電子のモノのインターネットプラットフォーム「スマートシングス」を通じて現代自動車グループの車両を作動させる「ホーム・トゥ・カー・カー・トゥ・ホーム・サービス」だ。自動車で自宅の家電を作動させる形だ。


<CES2024>ヒョンデは「AI自動車」宣言…フォルクスワーゲン「チャットGPT搭載した車作る」(2)

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