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「84人死亡」イランの追悼式に爆弾テロ…IS「わが隊員の仕業」主張

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

イランの国旗

イスラム教スンナ派極端主義武装勢力「イスラム国(IS)」が80人余りが死亡したイランの爆弾テロが自分たちの仕業だと明らかにした。

4日(現地時間)、ロイター通信によると、ISは同日、テレグラムを通じて発表した声明で、イラン爆弾テロの背後であることを認めた。ISは声明で「IS隊員2人が爆弾を爆発させた」と明らかにした。

前日の3日、イラン革命防衛隊ガセム・ソレイマニ司令官の4周忌追悼式で疑問の爆発事故が発生した。最初の爆発は午後2時50分ごろ、ソレイマニ氏の墓から約700メートル離れたところで発生した。2度目の爆発は10分後、1キロ離れたところで起きた。


イラン当局は、この爆発で少なくとも84人が死亡し、約211人がけがしたということが分かった。当局は当初、死亡者数を103人と発表したが、重複集計を除いて84人に訂正した。けが人は284人だ。

一方、イランは米国とイスラエルが背後にあると主張している。

これを受け、マシュー・ミラー国務省報道官は事件当日の記者会見で「米国は今回のことといかなる形であれ関係がない」とし「(イスラエルの関与説も)とんでもない」と述べた。米国当局者は匿名で行った記者会見で、「今回の爆発はテロ攻撃であり、過去に見た(イスラムのスンナ派武装団体である)イスラム国(IS)の行動の様相とみられる」と説明した。

ISなどスンナ派極端主義団体はイランのようなシーア派国家でしばしば民間人標的を対象に爆撃を加えたことがある。ISはイスラムシーア派を異端と見なすため「シーア派の盟主」であるイランに敵対的だ。



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