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日本で火災の航空機搭乗客「地獄のようだった」…脱出直前の映像

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

[X(旧ツイッター) キャプチャー]

2日に東京の羽田空港で日本航空の旅客機が着陸途中に海上保安庁所属の航空機と衝突し炎に包まれた。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のX(旧ツイッター)などには乗客が脱出直前の機内を撮影した写真と動画が上げられた。



英国メディアのエクスプレスによると、機内の動画には煙が立ちこめた状況で恐怖に青ざめた乗客が席に立ったまま悲鳴をあげる姿が写っていた。ある動画は航空機の翼の部分を撮影していたが、機体の下から火が広がるように翼付近が赤く染まっていた。


航空機は火炎の中で滑走路に着陸した。乗客はいち早く脱出し、火はまもなく航空機を飲み込んだ。火は航空機全体を溶かすほど強力だった。規模があまりにも大きく滑走路にも火が付いた。

ある搭乗客はAP通信に「機内は数分でけむりがあふれ地獄のようだった。私たちはどこへ行くのかわからず外側に飛び出した。それは混沌だった」と話した。

また別の搭乗客は共同通信に、着陸時に機体が何かにぶつかった感覚があり、窓から火花が見え機内はガスと煙であふれたと伝えた。

NHKなどによると、この航空機は日本航空516便で、この日午後4時ごろ新千歳空港を離陸し午後5時47分ごろ羽田空港に到着した。その後着陸する過程でC滑走路を走行中の海上保安庁所属の航空と衝突し火災が発生した。

航空機には乗客と乗務員合わせて379人が乗っていたが、火災発生後に全員脱出した。ただ海上保安庁の航空機に乗っていた6人のうち操縦士1人は脱出したが重傷を負い、残りの乗員5人は全員死亡した。この航空機は最近地震が発生した被害地域に物資を輸送していた。



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