◇毎年外国人1万人を韓国人にしなくては
4番目に、外国人流入が必要だ。韓国社会はしばしば単一民族を主張するが実際にはその意味は非常に弱い言葉だ。歴史の中で外国との交流と戦争の記録を見れば韓国人は非常に多くの血が混ざっている民族だ。そのため現在のように明晰で積極的な遺伝子を持ったかもしれない。今後も血が混ざればさらに良いことだ。その上に現在の韓国の人口状況を見れば外国人を積極的に受け入れなければならない境遇だ。
現在外国人が180万人ほど滞在するするという。その中でも韓国国籍を得た外国人はごく少数だ。国籍付与条件が結婚などで非常に限定的だ。筆者はあえてそうする必要はないと考える。50年後に人口が半分に減りそうなのに、純粋韓国人という言葉は不必要だ。米国やカナダなどは移民が作った国だ。アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、シンガポールの経済活動人口は半分が外国人という。現在毎年の出生者数が平均1万人ずつ減っている。これを外国人で埋め合わせれば良いだろう。毎年1万人の外国人を韓国人化する目標を立てよう。
韓国は特に外国人に対し排他性が強い傾向がある。もうそうした考えを捨ててしまわなければならない。国が消滅しそうになったのにそんな余裕はない。いま世界最強国の米国に「アメリカ民族」という概念はない。米国の地に住めば米国人になる。米国内で活躍する100大ベンチャー企業の創業者も50%が移民という統計もある。
◇米国100大ベンチャー創業者の半分が移民
もう外国人を多く受け入れて消滅の危機に置かれた韓国の脈を引き継がせなければならない。韓国には家が断絶することなれば養子を取る風習がある。もう養子を受け入れ韓国の代を継がせなければならない。養子を取る際に居住ビザだけでなく永住権と国籍を破格に付与しなければならない。そして安心して暮らせるよう家族も招請できるようにすれば良いだろう。
養子を受け入れる時も無条件ではなかった。いろいろ考慮して養子を取った。韓国がいま外国人を受け入れる時も同じようにしなければならない。外国人流入に最も成功的な国が米国だ。米国のようにやればできる。必要な分野で頭が良く誠実な人をまず受け入れる。特に国で必要とする理工系技術分野の人材は特別優遇して永住権と国籍を破格に与えれば良いだろう。その他にも作業現場の技術職も対象になれると考える。労働現場には熟練した技術職も必要だ。
対象者選定で最も容易で安全な方法は教育機関と会社の推薦を受けることだ。大学の推薦を受ければ良さそうだ。そして職業学校など公共教育機関の推薦も可能とみる。会社で必要な人材を推薦されるのも良さそうだ。もちろんすべての推薦機関が同一ではないから実績と評価によって推薦可能な数を割り当てれば良い。初期にはこのように始め、それから推薦内容を評価して数字を調整すれば良いだろう。すると推薦機関は自ら信用を管理するだろう。
◇北朝鮮の核より怖い未来の人口減少
韓国人はただで作られるのではない。現在の子どもが生まれ成人になるまでに投じる努力を考えればものすごい。直接的・間接的に投入された経済的な費用だけ考えても1億ウォンをはるかに超えるだろう。外国人を韓国人にするにはこの程度の資金を投じると考えなければならない。韓国語を教えて社会に適応するよう技術を教えることに投資しなければならない。このようにしても赤ちゃんを産んで養育するより安く受け入れられるだろう。
外国人を受け入れる際にひとつ注意する点がある。外国人だけで集まって住むようにしてはならない。彼ら同士で暮らせば韓国人化されにくく副作用が起きる。韓国語試験を受け合格者にだけビザを与えなければならず、その後も持続して韓国語と韓国の歴史を教育しなければならない。例えばビザを更新するには韓国史試験に合格しなければならない。家族を招請する時にも韓国語試験を受けなければならず、入国後も教育して韓国人にしなければならない。これは新しいことではない。すでに移民を多く受け入れる先進国がやっていることだ。
韓国社会に外国人に対し懸念が強い視線がある点はわかる。しかしいまはそんな余裕はない。国が消滅しそうになったのに、私の血筋か他人の血筋かを問い詰める時ではない。金正恩の核兵器が怖いのではなく、未来の人口減少がより怖いと思う。
イ・グァンヒョン/KAIST総長、リセットコリア第4次産業革命分科長
【コラム】50年後には人口半減、破格に外国人流入させなくては=韓国(1)
4番目に、外国人流入が必要だ。韓国社会はしばしば単一民族を主張するが実際にはその意味は非常に弱い言葉だ。歴史の中で外国との交流と戦争の記録を見れば韓国人は非常に多くの血が混ざっている民族だ。そのため現在のように明晰で積極的な遺伝子を持ったかもしれない。今後も血が混ざればさらに良いことだ。その上に現在の韓国の人口状況を見れば外国人を積極的に受け入れなければならない境遇だ。
現在外国人が180万人ほど滞在するするという。その中でも韓国国籍を得た外国人はごく少数だ。国籍付与条件が結婚などで非常に限定的だ。筆者はあえてそうする必要はないと考える。50年後に人口が半分に減りそうなのに、純粋韓国人という言葉は不必要だ。米国やカナダなどは移民が作った国だ。アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、シンガポールの経済活動人口は半分が外国人という。現在毎年の出生者数が平均1万人ずつ減っている。これを外国人で埋め合わせれば良いだろう。毎年1万人の外国人を韓国人化する目標を立てよう。
韓国は特に外国人に対し排他性が強い傾向がある。もうそうした考えを捨ててしまわなければならない。国が消滅しそうになったのにそんな余裕はない。いま世界最強国の米国に「アメリカ民族」という概念はない。米国の地に住めば米国人になる。米国内で活躍する100大ベンチャー企業の創業者も50%が移民という統計もある。
◇米国100大ベンチャー創業者の半分が移民
もう外国人を多く受け入れて消滅の危機に置かれた韓国の脈を引き継がせなければならない。韓国には家が断絶することなれば養子を取る風習がある。もう養子を受け入れ韓国の代を継がせなければならない。養子を取る際に居住ビザだけでなく永住権と国籍を破格に付与しなければならない。そして安心して暮らせるよう家族も招請できるようにすれば良いだろう。
養子を受け入れる時も無条件ではなかった。いろいろ考慮して養子を取った。韓国がいま外国人を受け入れる時も同じようにしなければならない。外国人流入に最も成功的な国が米国だ。米国のようにやればできる。必要な分野で頭が良く誠実な人をまず受け入れる。特に国で必要とする理工系技術分野の人材は特別優遇して永住権と国籍を破格に与えれば良いだろう。その他にも作業現場の技術職も対象になれると考える。労働現場には熟練した技術職も必要だ。
対象者選定で最も容易で安全な方法は教育機関と会社の推薦を受けることだ。大学の推薦を受ければ良さそうだ。そして職業学校など公共教育機関の推薦も可能とみる。会社で必要な人材を推薦されるのも良さそうだ。もちろんすべての推薦機関が同一ではないから実績と評価によって推薦可能な数を割り当てれば良い。初期にはこのように始め、それから推薦内容を評価して数字を調整すれば良いだろう。すると推薦機関は自ら信用を管理するだろう。
◇北朝鮮の核より怖い未来の人口減少
韓国人はただで作られるのではない。現在の子どもが生まれ成人になるまでに投じる努力を考えればものすごい。直接的・間接的に投入された経済的な費用だけ考えても1億ウォンをはるかに超えるだろう。外国人を韓国人にするにはこの程度の資金を投じると考えなければならない。韓国語を教えて社会に適応するよう技術を教えることに投資しなければならない。このようにしても赤ちゃんを産んで養育するより安く受け入れられるだろう。
外国人を受け入れる際にひとつ注意する点がある。外国人だけで集まって住むようにしてはならない。彼ら同士で暮らせば韓国人化されにくく副作用が起きる。韓国語試験を受け合格者にだけビザを与えなければならず、その後も持続して韓国語と韓国の歴史を教育しなければならない。例えばビザを更新するには韓国史試験に合格しなければならない。家族を招請する時にも韓国語試験を受けなければならず、入国後も教育して韓国人にしなければならない。これは新しいことではない。すでに移民を多く受け入れる先進国がやっていることだ。
韓国社会に外国人に対し懸念が強い視線がある点はわかる。しかしいまはそんな余裕はない。国が消滅しそうになったのに、私の血筋か他人の血筋かを問い詰める時ではない。金正恩の核兵器が怖いのではなく、未来の人口減少がより怖いと思う。
イ・グァンヒョン/KAIST総長、リセットコリア第4次産業革命分科長
【コラム】50年後には人口半減、破格に外国人流入させなくては=韓国(1)
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