国連が旧正月を「選択休日」に指定したと香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストが２４日に報道した。

２２日に行われた第７８回国連総会会議で旧正月を選択休日に指定する決議案が全会一致で採択された。

これは旧正月が世界の国連職員が記念できる８番目の選択休日になったという意味だと同紙は説明した。


これに先立ち、ユダヤ教の名節ヨム・キプル、釈迦誕生日、ヒンズー教の名節ディワリ、シーク教の祝日グルプラブ、正教会のクリスマス、正教会の聖金曜日、ペルシャの新年名節ノウルーズが国連の選択休日に指定されている。

国連には年間９つの固定休日があり、文化的多様性を考慮して８つの選択休日のうち１日を選んで休むことができる。この期間に国連機関は会議開催を避ける。固定休日には新正月、クリスマスなどが入っている。

中国の戴兵国連次席大使は中国国連代表部ホームページを通じ「今回の決定は中国文化の影響力を反映したもの」と主張した。

旧正月が国連の選択休日に指定されたというニュースは前日午後に中国のソーシャルメディア、ウェイボーで６１００万回のアクセス数を記録し熱い関心を集めたと同紙伝えた。

これに先立ちニューヨーク、サンフランシスコ、アイオワ、コロラドなど米国内の都市と州政府は旧正月を公休日に指定している。